玉音放送までの過程、特に宮城事件が描かれた 映画「日本のいちばん長い日」(2015) を鑑賞してきました:
「日本のいちばん長い日」(2015)鑑賞メモ – Togetterまとめ
関連:
1945年8月15日「日本の一番長い日」 – Togetterまとめ
1945年8月14日、二度目の御聖断、下る – Togetterまとめ
8/10、御聖断下る – Togetterまとめ
強靱化は、経済的親和性をもって実現していっている:
・ブラタモリSP東京駅 7/20(8)歌舞伎座地下の空間活用: ブラタモリ ロケ地研究室
昼間はたくさんのお店が並ぶ、歌舞伎座の地下は、夜間にはすべてのお店が片付けられて、広い空間になる。災害時には3000人を収容可能な避難施設になる。
・燃料電池車(FCV)/電気自動車(EV)を非常用電源(蓄電池/発電機)として使う実証実験開始 | HV・EV・FCV・エコカー – エコノミックニュース
FCVやEVは、非常時には、電源になる。
註: 本文章は、2015年 7月18日に書かれた:
私の考えは、防衛政策に対する、国民のこれまで以上の関与が必要になる、というものである。
詳細は、1年前の閣議決定「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」の発表をうけて書いた
を参照のこと。国民(の統合体)が、意義のある速度で、防衛に関して判断できる状況が確固として実現するために必要な、国民の素養・能力の一助として、
も公開した。
加えて、今回、以下の思索に至った:
先の大戦前夜における軍の卓越のひとつの原因になったのは、帝国憲法において内閣総理大臣及び内閣の規定がないという点であった。軍は帝国憲法に規定され、内閣総理大臣及び内閣は帝国憲法に規定されなかった(日本国憲法の逆である)。
当初は問題なかったが、帝国憲法成立期を知る元老が力を失うと(1924年以降、元老は西園寺公望の一人だけになった)、軍が抑制されない一つの原因になった。
ここで、注視すべきは、当初の議論を記憶する権力者・権威者がいなくなった際に、制度が意図しない運用をされることである。
これを避けるために、将来に渡って国民は、防衛を考え続けなければならない。そして、それを支えるべく、現在の国民は、書かなければならないのである(望むべくは、将来に読まれるに資する文章を)。
補足:
今回の安保法制は、憲法改正を踏まずに構築される。憲法改定が極めて困難な現状(この現状は、現在・将来の国民にとって好ましくない)を鑑みるに、今回の安保法制により、最善のやり方ではないが、安保法制が不十分であるいう最悪を脱し得る。将来の国民及び統治は、法に則った自由度を獲得する。
兵庫県高砂市の高砂市総合運動公園にある高砂市民スポーツ憲章の碑は、「1 1 1」という箇条書きである(リスト構造)。
日本古来の箇条書きには、2種類があり、ひとつは「一 二 三」、もうひとつは「一 一 一」である。「一 二 三」は、聖徳太子の十七条憲法に代表される公家の様式、「一 一 一」は、鎌倉時代の御成敗式目に代表される武家の様式である。
高砂市民スポーツ憲章は、後者の変形である。
● 平等:
equality, sameness [*]
個人の資質、能力、努力、成果に関係なく一定の規則通りに遇するシステムとなっていること。 [**]
● 公平:
equity, fairness [*]
すべての人に対し、機会が均等に与えられており、成果を上げた者が評価され、報われるシステムとなっていること。 [**]
参考文献:
* 【追記あり】「平等」と「公正」の大きな違いが1秒で納得できる画像 | BUZZAP!(バザップ!)
** 平等と公平論
** より、
世界では100年あまり前に国家レベルで、「すべての人間は平等でなければいけない」ということで共産主義という考え方が生まれ、かなりな数の国で「平等実験」が行われました。結果はそれらの国すべての経済体制が破綻し、人間は「平等」という考え方で集団をつくると殆どの人が「最も低い能力の者に合わせた力を発揮する集団」になるということが判りました。考えてみれば当然でしょう。うんと働いても少ししか働かなくても報酬が同じならば、多くの人間はだんだん働かなくなる方向へ行くのは目に見えています。