【勝手に祝辞】2025年、大阪大学入学生に向けて【ご入学おめでとうございます】

この度は、大阪大学へのご入学、誠におめでとうございます。

豊中キャンパスの西に広がる池田市に関するローカルメディア集積点 兼 情報サイト「池田パラボラ」を運営しております 高木 と申します。頼まれもしないのに勝手に祝辞を述べさせていただきます。

阪大のキャンパスは、京都と神戸、さらに先は下関までつながる昔の西国街道(現、国道171号)の少し大阪寄りに並んでいます。

古来より、多くの人が行きかい、情報が流れていました。

道を通じて、あなたは、別の場所を知り、進むことができます。
 
 
 
 別の捉え方として、あなた自身が道の一部になることもできます。

道の一部として、
 A地点の人とC地点の人を結ぶ結節B地点、
 D地点からF地点に行く人の希望としての中間E地点、
 G地点にいる人からI地点にいる人に情報を伝える際の中継H地点
として、機能する人間にもなっていただきたく存じます。

現在、分断という言葉が、頻繁に聞かれます。しかし、世界は分けるものではありません。世界は持ち寄るものです。
 
 
 
 入学試験を合格して入学される方々は、入試の点数が高かった方々です。それは大学入試への適応という画一性を持ちますが、それと同時に学部・学科という多様性を示します。大学では、あなた方それぞれが、それぞれに知を積みます。多様性は広がり、あなた自身は確固たる個別の主体となります。
 
 
 
 道の話に戻して、道の一部としてあなたが機能するためには自信がいります。あなたは、大学を卒業される頃には、知を積む経験を得て、自信を持つことができる状態になります。

自信を持つことができる人が、自信を持っているかは、自分の心持ち次第です。ぜひとも、卒業する際に、自信を持っている心持ちになるよう、なるだけそのような心持ちを醸成できるよう大学生活を送っていただきたく、祈念しております。

この度はご入学おめでとうございます。

呉春(ごしゅん,1752-1811)

呉春(ごしゅん,1752-1811) 画家・俳人。

京都生、与謝蕪村に俳諧と絵画を学ぶ。妻と父を相次いで亡くし失意の中、蕪村の勧めで池田に移り、名を松村月溪から呉春に改める(1782年)。1789年に帰洛の後は円山派と接触を深め、四条派と呼ばれる画風を生み出し京都画壇の中心的地位を獲得。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.54.

多才多芸の人。絵画だけでなく、俳諧・横笛・篆刻等に秀でる。食道楽で知られ、上田秋成は随筆『胆大小心録』の中で、呉春が常々「くい物を解せぬ者は、なんにも上手にならぬ」と語っていたと紹介している。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.56.

絹本墨画淡彩白梅図〈呉春筆/六曲屏風〉 文化遺産オンライン

川田田福(かわた でんぷく,1721-1793)

川田田福(かわた でんぷく,1721-1793)

俳人。京都の呉服商に生まれ、与謝蕪村に俳諧を学ぶ。池田に出店を構え、日初,荒木蘭皐,稲束太忠,山川星府,井関左言ら池田の文人達と親交を結ぶ。蕪村・その跡を継いだ高井几董と池田の文人の間を仲介した。松村月溪(後の呉春)を池田に迎えた。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.52.

黒松光仲(くろまつ みつなか,1749-1821)

黒松光仲(くろまつ みつなか,1749-1821)

心学者。池田生まれ。心学の中枢講舎・明倫社(京都)で手島堵庵・和庵の教えを受けたといわれる。池田に心学講舎「立教舎」を設立した。当初は光仲ら世話人の自宅を会場にしていたが、1817年に託明寺(栄本町)の東隣に常設の会場を設けた。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.50.

猪名川政右衛門(いながわ まさえもん,1739-1800)

猪名川政右衛門(いながわ まさえもん,1739-1800)

関取。池田生まれ。1756年、初土俵。明和年間(1764-1772年)、大坂相撲での政右衛門と天満の千田川吉五郎の取組は大変な人気を博し、戯曲「関取千両幟」になる。1786年に引退。猪名川部屋創設。1792年に2代目藤島。新町の西光寺に墓。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.48.

荒木梅閭(あらき ばいろ,1748-1817)

荒木梅閭(あらき ばいろ,1748-1817) 書家・漢詩人。

荒木蘭皐の四男。書に秀で、大広寺(綾羽2丁目)の田中桐江撰文「牡丹花隠君遺愛碑」、高法寺(綾羽1丁目)の荒木李谿撰文「川田祐作居士遺愛碣」は、梅閭の筆による。荒木家代々が収集してきた書画骨董類の来歴を記す等、整理を行う。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.46.

荒木李谿(あらき りけい,1736-1807)

荒木李谿(あらき りけい,1736-1807)

漢詩人。荒木蘭皐の長男。漢詩文集『大東昭代詩紀』『東雅』。大坂の漢詩文の結社混沌社と池田の懐徳堂関係者に親しく、池田と大坂を文化的に結ぶ役割を担う。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.44.

2024年10月20日 五月山体育館「ウォンバットの日 2024」、MaleeNaさん ご出演

2024年10月20日に五月山体育館で開催された「ウォンバットの日 2024」に、元「Keeper Girls」MaleeNaさん が ご出演されました。

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2024年9月29日に、「Dの純情~THE LAST DAWN」(於: 大阪市咲洲・さきしまコスモタワー展望台)に、ご出演されました。

秋葉令奈さんと。

ガンバ大阪「池田市民応援デー」(2024年10月5日)

2024年10月5日のガンバ大阪「池田市民応援デー」には、瀧澤市長・ふくまるくん と、 池田市観光大使 仙堂花歩さん・いけだ織姫姉妹・ひよこちゃん が参加されました。

いけだ織姫姉妹

仙堂花歩さん

来たぞ! 8代目いけだ織姫姉妹

2024年8月24日の「いけだ・いらっしゃいフェスティバル 2024」(於:市立池田小学校)の中の「第8回いけだ織姫コンテスト」にて選出された 8代目いけだ織姫姉妹。

ネットでのお披露目は、8月31日夜のXポストでした。

大阪府池田市と、五月山動物園公式PRアイドルグループ「Keeper Girls」について