海野十三 『恐怖の口笛』 [Gemini]
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海野十三 『恐怖の口笛』
「ウム、その口笛の主が、弟を殺した獣人に違…
「あの怪人めが屍体にたかって、また破廉恥な…
「貴女は自動車でここを通りかかったというの…
「大辻さん。赤星ジュリアの外に、もう一人若…
「だが勇坊、お前はいけないよ、あんな秘密な…
「五分間厳守! あとは云わんぞ」…
「赤い苺の実」…
「大江山君、この儘じゃあ危いぞ。警官隊に突…
「あたしの大好きな 真紅な苺の実 とうとう…
「青竜王はここにいるぞッ」…
「た、大変です、課長さん、あの舞台横の柱の…
「おお、青竜王は何処へいったのか」…
「うむ――」…
「君が主人かネ」…
「これ、何ですか。とにかく、わたくしのでは…
「昨夜は青竜王、素敵でしたネ。だけど、もう…
「すると勇君の説によると、はじめ五月躑躅の…
「君は少年の屍体の辺もよく探してみたかネ」…
「ナニ丸ノ内で大騒ぎが始まったって? 青竜…
「どうも素人は功を急いでいかんネ」…
「あッ、冷たい。君の手は濡れているじゃない…
「やられたッ。――屍体がなくなっている!」…
「あら、改まってお礼を仰有られると困るわ。…
「じゃここでお待ちにならない」…
「ジュリアさん。云って聞かせて下さい。貴女…
「それをよく読んで下されば分るでしょうが、…
「ジュリアはたしかに百年に一人出るか出ない…
「雁金さんはそう仰有るですが、どうしてもあ…
「雁金さん、ポントスは昨夜から今日の昼頃ま…
「早く出ていってよ。もう用事はない筈よ」…
「それで勇君が、ポントスの部屋の隠し戸棚か…
「お早ようございます。ええ、私は大江山です…
「やっぱりそうだ!」…
「その物語にある莫大な財産というのは、僅か…
「青竜王は不在ですよ、課長さん」…
「その子供というのはポントスのことじゃない…
「君たちに会おうとは思いがけなかった」…
「オイ西君」…
「検事さん。今日の集りの真意はどこにあるの…
「検事さん。青竜王は貴方がたにゴルフをさせ…
「お姉さま」…
「あの――お姉さま」…
「その怪漢の顔とか、服装には記憶がありませ…
「まあ、西さん。――よく来て下すったのネ」…
「君の怠慢にますます感謝するよ。いよいよ儂…
「案外智恵のない男だねえ――」…
「まあ待ち給え。何時でも殺されよう。だがそ…
「僕には君の正体が、もっと早くから分ってい…
「――検事さん! 雁金さんは何処へ行かれた…
「ほほう、――」…
「赤星ジュリア!」…
「幕を締めさせましょうか。そして舞台裏から…
「ジュリア! 世界一のジュリア!」…
「君は(――と一郎は愛妻のことを今もこう呼…
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