・中国の欧州・中東・アフリカ接続ラインは、陸上的・沿海的、
・日本の欧州・中東(・アフリカ)接続ラインは、沿海的、
・日本の米国接続ラインは、外洋的、
である、と位置づけられる。
沿海地域は、海で隔絶されているようで、同時に海でつながっており、間欠的に大きな変化に晒される(政治的な不安定)。また、海上交易の大きな富が簡単に隣の島に移りうる(経済的な不安定)。
・中国の欧州・中東・アフリカ接続ラインは、陸上的・沿海的、
・日本の欧州・中東(・アフリカ)接続ラインは、沿海的、
・日本の米国接続ラインは、外洋的、
である、と位置づけられる。
沿海地域は、海で隔絶されているようで、同時に海でつながっており、間欠的に大きな変化に晒される(政治的な不安定)。また、海上交易の大きな富が簡単に隣の島に移りうる(経済的な不安定)。
フィリピン南部・ミンダナオ島の都市を、ISに忠誠を誓う武装勢力が占拠した。
フィリピン・ミンダナオ島の武装勢力占拠、長期戦になる可能性も – BBCニュース
考えれば、フィリピンは、要所であるとともに、地政学的に複雑で、隙を生みやすいのである。
(1) フィリピンは、中国の「一帯一路」の「一路」・「真珠の首飾り戦略」と、日本の「自由と繁栄の弧」・「シーレーン」が、重なる地域で、且つ中国・日本に近い (ポテンシャル)。
(2) フィリピンは、南沙諸島問題で、中国と対峙している (既にある脅威)。
しかも、ミンダナオ島と南沙諸島は離れており、中国にとって南沙諸島問題での影響はない。逆に、フィリピンには対中国、対ISの二正面作戦を強いる。
岡田斗司夫ゼミ 2017年 5月28日号「90%理解できる『メッセージ』の未来予知? いや、既来です。と表義文字が文字である理由~もう我慢できずに完全ネタバレ解説」
(ネタバレ注意)
続きを読む 手書きの文字はベクトル集合である
自警
文部省ハ全国ノ教育学問ニ関スル行政ノ大権ヲ有シテ其任スル所ノ責随テ至重ナリ 然レハ省務ヲ掌ル者ハ須ラク専心鋭意各其責ヲ盡クシテ以テ学政官吏タルノ任ヲ全フセサル可カラス 而テ之ヲ為スニハ明ニ学政官吏ノ何モノタルヲ辨ヘ決シテ他職官吏ノ務方ヲ顧ミ之レニ比準ヲ取ルカ如キコト無ク一向ニ省務ノ整理上進ヲ謀リ若シ其進ミタルモ苟モ之ニ安セス愈謀リ愈進メ 終ニ以テ其職ニ死スルノ精神覚悟セルヲ要ス
明治19年(1886)1月 有禮自記
政治に対して軽挙妄動でないように、以下に挙げる手段・場を整備/保守/改良し、使用する・住まう人間であるべきである。それによって、政治が、適切な解答を導き出し、それを実行する能力が高めることに、役立てることができると考える:
「政府の行政権の乱用に人々の注意を向けさせる手段として、一般市民の活発で継続的な行動こそ重要なものはありません。…」バラク・オバマ(2008)—『「オバマ」のつくり方』pp.126-127. #obama
— 知的ネット社会チャンネル (@atene_gakudo) 2013年1月14日
「政治に緊張感を与える手段」として、知的ネット社会に関わる人々が持つべき行動指針・基本姿勢、及び それら人々が実行すべき行動として、私は以下を提唱した。
政治に緊張感を与えるために、自らは事業家たれ。
即ち、
・創造と構想に立脚せよ。
・聞け。そのために話せ。
――情報の入口・出口を増やせ。有力案・代替案への賛成・反対を集め、語れ。印象ではなく絵姿を表し、そして、聞け。・権利を行使せよ。ただし、何かを要求する前に、努力しなければならない。
補足:
本文章は、2013年2月11日に公開した、「「知的制高面」に関する現在の思考――書き付け」の後半を元に、新たな文章にしたものです。
鎌倉の海岸に赤潮が発生し、夜は赤潮のなかの夜光虫の発光で幻想的な光景になっている、との報道。
公害について習ったときに、夜の赤潮の話はなかった。
世界は混ざり合っており、歴史は編修されている。
海自初、米海軍大教授に…元幕僚長・武居さん (武居智久 – Wikipedia 海将)
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20170410-OYTNT50123.html (2017年 4月 9日)
「米海軍大」と訳してあるのですが、英語では「U.S. Naval War College」です。
なお、パックンマックンのバックンが、米大統領のスピーチを解説した本で書いていましたが、米国で「War」という言葉は「正義の戦い」という意味をもち、好意的な意味に捉えられるそうです。
パトリック・ハーラン : 大統領の演説 (角川新書, 2016 〈底本は、角川新書(2016)〉) 位置No. 1131/5392.
アメリカ人にとっての「war」は、言葉の裏側に「正義のため」というニュアンスが含まれます。正義の戦い。自分たちは正しいことをやっている。神様がついているオレたちが、負けるなんてあり得ない!
「U.S. Naval War College」については、
大熊 康之 : 戦略・ドクトリン統合防衛革命―マハンからセブロウスキーまで米軍事革命思想家のアプローチに学ぶ (かや書房, 2011)
に詳しいです。
トランプ米大統領が『アルマダ』という語を使ったというので、「なるほど、自国の空母打撃群を持ち上げつつ、油断したら負けるぞ、命を懸けた任務なのだぞ、と訓示しているのだね。メメント・モリだね」と思っていたら、『the Armada』ではなく『an armada』であり、スペイン「無敵艦隊」ではなく、単に「艦隊」という意味しかなかった、という件。
トランプ米大統領が派遣したとされる艦隊は「無敵艦隊」にあらず(不破雷蔵) – 個人 – Yahoo!ニュース
アルマダの海戦 – Wikipedia (1588年)