悪人を裁けず、人を守れない法律を、何でそうまでして守り通そうとするんだ? ――
法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです。
これまで、悪を憎んで正しい生き方を探し求めてきた人々の思いが、その積み重ねが、法なんです。
それは、条文でもシステムでもない。
誰もが心の中に抱えてる、脆くて かけがえのない思いです。
怒りや憎しみの力に比べたら、どうしようもなく簡単に壊れてしまうものなんです。
だから、より良い世界を作ろうとした過去全ての人たちの祈りを、無意味にしてしまわないために、それは最後まで頑張って守り通さなきゃいけないんです。
諦めちゃいけないんです。
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