篠田麻里子を勝手に心配し3月11日のネット上での作法を考える:夕刊ガジェット通信」に対して、
2012年 2月20日、私は、「「麻里子さまが解決されるのか、3月11日の言論というものを。麻里子さまが364日だった日本の一年を365日にされるのか。1/365天照、いやアメノウズメか。芸能の神格とは、こういうことなのか。」
というコメントをつけた。
補足すると、東日本大震災が発生した 3月11日は、AKB48の篠田 麻里子 女史の誕生日でもある。
アメノウズメ(天宇受賣命、天鈿女命)とは、日本神話における芸能の神である。「天岩戸」において、踊りによって八百万の神々を笑わせ、天岩戸に引き篭った天照大神の関心を惹くことによって、天照大神に内から岩戸を開けさせた。
震災から2年がたった 2013年 3月11日、改めて、「天岩戸」神話を復習して、起きてしまった大難への対処法を見いだした。
即ち、
知恵のもとに、あらゆる能力・機能それぞれをもつ主体が連携し、行動して、対処せよ
である。
天岩戸 – Wikipedia [2013年3月11日 (月) 23:28 の版]
古事記
… 天照大神はスサノヲに怒り、天岩戸に引き篭った。高天原も葦原中国も闇となり、さまざまな禍(まが)が発生した
そこで、八百万の神々が天の安河の川原に集まり、対応を相談した。思金神の案により、さまざまな儀式をおこなった。常世の長鳴鳥(鶏)を集めて鳴かせた。
鍛冶師の天津麻羅を探し、伊斯許理度売命に、天の安河の川上にある岩と鉱山の鉄とで、八咫鏡(やたのかがみ)を作らせた。玉祖命に八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠(八尺瓊勾玉・やさかにのまがたま)を作らせた。
天児屋命と太玉命を呼び、雄鹿の肩の骨とははかの木で占い(太占)をさせた。賢木(さかき)を根ごと掘り起こし、枝に八尺瓊勾玉と八咫鏡と布帛をかけ、フトダマが御幣として奉げ持った。アメノコヤネが祝詞(のりと)を唱え、天手力雄神が岩戸の脇に隠れて立った。
天宇受賣命が岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、神憑りして胸をさらけ出し、裳の紐を陰部までおし下げて踊った。すると、高天原が鳴り轟くように八百万の神が一斉に笑ったこれを聞いた天照大神は訝しんで天岩戸の扉を少し開け、「自分が岩戸に篭って闇になっているのに、なぜ、天宇受賣命は楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか」と問うた。
アメノウズメが「貴方様より貴い神が表れたので、喜んでいるのです」というと、天児屋命と太玉命が天照大神に鏡を差し出した。鏡に写る自分の姿をその貴い神だと思った天照大神が、その姿をもっとよくみようと岩戸をさらに開けると、隠れていたアメノタヂカラオがその手を取って岩戸の外へ引きずり出した。
すぐにフトダマが注連縄を岩戸の入口に張り、「もうこれより中に入らないで下さい」といった。こうして天照大神が岩戸の外に出てくると、高天原も葦原中国も明るくなった
「天岩戸」神話は、知恵の神・思金神のもとに、神々が連携した一大プロジェクトであったのだ:
- 思金神(思兼神、オモイカネ): 知恵の神
- 天津麻羅(アマツマラ): 鍛冶の神
- 伊斯許理度売命(イシコリドメ): 作鏡連(かがみづくりのむらじ)らの祖神。鋳物の神・金属加工の神
- 玉祖命(タマノオヤノミコト): 玉造部(たまつくりべ)の祖神
- 天児屋命(アメノコヤネノミコト): 祭祀を司どる神
- 太玉命(フトダマ): 祭祀を司どる神
- 天手力雄神(アメノタヂカラオ): 力の神
- 天宇受賣命(アメノウズメ): 芸能の神