筋状雲の離岸距離が小さいほど、寒気が強い

筋状雲の大陸からの離岸距離が小さいほど、寒気(移流)が強い。

理由:
シベリア気団は低温・乾燥している。この気団が、日本海を渡る時に、シベリア気団に比べて暖かな日本海から顕熱を供給され、また供給された水蒸気が凝縮して潜熱を発することにより、大気下層が温まり、大気が不安定になる。

「寒気が強いほど水蒸気の蒸発が盛んで大気の安定度を悪くして上昇流が強く、寒気移流が…強いほど大陸沿岸から雲が発生する領域までの距離(離岸距離といいます)が小さくなります」(気象予報士試験対策講座=編著: 資格試験らくらく合格塾 気象予報士実技試験徹底攻略問題集 (ナツメ社, 2004) 別冊 p.72.)。

補足:
筋状雲・帯状雲については、こちらを参考のこと

美と偽

美しいものが真とは限らない。真偽を美観によって判断しないこと。

・本来は静止しているはずのものが動く場合、他の部品と接する面に、跡はつかず、美しく滑らかなままである。

・回転運動は美しい切削面を生じさせる。本来は静止しているはずのものに、美しい切削面を生じさせる。

・本来は接触しないはずの部品同士が接触する場合、部品表面に汚れはつかず美しいままである。

プロフェッショナル

瀧本 哲史 : 武器としての決断思考 (星海社新書, 2011) pp.32-33.

 そこで目指すべきなのが、プロフェッショナルという、エキスパートの上位概念とも言える人材モデルです。

 ここで言うプロフェッショナルとは、

(1) 専門的な知識・経験に加えて、横断的な知識・経験を持っている。
(2) それらをもとに、相手のニーズに合ったものを提供できる。

という、2つの条件を持ち合わせた人材のことを指します。

センサ-コンピュータ系による支援システムの効用

類似事象の情報提供。たとえば、視点の提供。

  現状と類似する、過去の事象(あるいは、想定される事象)を検索(記憶された大量の事象から即座に)し、その事象に関して最も表現できる指標値を操作者に提供する。

公言する解決論理

問題に対して、公言する解決論理は、その論理において(非効率はあったとしても)完璧でなければならない。

別の論理を、当該問題の始点から終点まで有し、その論理よりも公言する当該解決論理は安全側であることを理由として、公言する当該解決論理は完璧だ、ということはできない。

設計解たる形が持つべき性質

品物の設計において採用する、品物の形状は、以下の性質を満たしていなければならない。

● 機能性 ―― その形状が品物に求められている機能を果たすこと。

● 性能性 ―― 品物に求められている機能を果たすために、十分な強度((応力集中の軽減など))・重量(の軽さ/重さ)・抵抗(の小ささ/大きさ) などをもつこと。

● 形式知性 ―― その形状を正確に伝達できること。

● 成形性 ―― その形状を低コストに作れること。

● 組立・分解作業性 ―― 挿入部の案内テーパ・面取り、他の部品に遮蔽されない掴み部・治具の取り付け部をもつこと、など。

● 安全性 ―― 鋭利な起伏・運動部分が露出していないこと、など。