LNG のクリーン性

LNG輸入50年 広告特集. §4 化石燃料としては、抜群のクリーン性を誇る。. 日本経済新聞, 2019/11/ 5, 朝刊, 18面.

燃焼時の化合物排出量(石炭を100とした場合) 出所: Natural Gas Prospects to 2010 (IEA/国際エネルギー機関)

地球温暖化の原因 二酸化炭素

石炭 100%
石油 80%
LNG 57%

光化学スモッグの原因 窒素酸化物

石炭 100%
石油 71%
LNG 20~37%

酸性雨の原因 硫黄酸化物

石炭 100%
石油 68%
LNG 0%

太陽光、半端ないって

太陽電池による太陽光発電には、太陽電池の廃棄問題、設置の為に山肌を削ることによる災害誘発、メンテナンス、災害などで破壊された時の安全性などの問題があると言われていますが、発電量は無視できない量になってきているそうです。

四電、自然エネ 一時100%供給 今年5月、国内10社で初|徳島の話題|徳島ニュース|徳島新聞 2018/ 8/17

四国電力管内で太陽光や水力発電など自然エネルギーによる電力供給量が、5月20日午前10時から正午にかけ、需要の100%を超えていたことが、NPO法人・環境エネルギー政策研究所(東京)の調べで分かった。2012年に太陽光発電などの固定価格買い取り制度が始まって以降、供給が100%に達したのは国内電力10社で初めてという。

 5月20日午前10~11時の四電管内の電力需要は221万キロワット。これに対する供給は太陽光161万キロワット、水力56万キロワット、風力7万キロワット、バイオマス1万キロワットの計225万キロワットで、需要の101・8%に達した。

その発電量は、電力需給バランスの時間帯別の分布を変化させるまでになっています:

太陽光発電普及で電力需給バランス不安定に 夕方以降に出力急減、安定供給との両立課題 – 産経WEST 2018/ 8/17

 関西電力管内では需給が逼迫(ひっぱく)した7月18日、太陽光の出力が午後2時台に大型原発3基分に相当する300万キロワット程度に達し、供給力全体の約1割を占めた。…

 太陽光は天候や日射量で出力が大きく変動する。晴れた日であればおおむね正午ごろにピークを迎え、夜間にはゼロになる。かつては暑さが厳しい午後2、3時台の供給力不足が問題だったが、太陽光が普及した近年は夕方以降が懸念されるようになった。

しかし、同時に、安定発電できない性質の問題が大きくなってきています。自然エネルギーによる発電が普及すれば、お互いが補って安定化されると言われますが、(太陽光のカウンターバランスになるような発電があればいいのですが) 太陽光にとって時間帯の影響は避けようがありません。

太陽光発電普及で電力需給バランス不安定に 夕方以降に出力急減、安定供給との両立課題 – 産経WEST 2018/ 8/17

 関西電力管内では需給が逼迫(ひっぱく)した7月18日、太陽光の出力が午後2時台に大型原発3基分に相当する300万キロワット程度に達し、供給力全体の約1割を占めた。ところが、午後4時台には160万キロワット程度となり、ほぼ半減。関電は事前に火力発電所を稼働させていたが、一部が設備トラブルで停止し、中部電力など5社から計100万キロワットの緊急融通を受けた。

 太陽光の導入量が大手電力で最も多い九州電力管内では7月、午後6~8時台に使用率が「やや厳しい」とされる90%以上になった日が計18日に上り、同8時台に使用率のピークを迎えた日が計2日あった。

電気自動車が普及した場合には、充電時間帯の管理が必要でしょう。夕方から夜にかけての充電は、電力の需給バランスをさらに悪化させます。

また、水素エネルギーなど、電力を貯める仕組みの拡大が望まれます。

エネルギーと情報を、引越後、再認識する


引越後、最初にコンセント(プラグ)に繋いだのは、冷蔵庫と扇風機と携帯電話・ネット機器・iPadの充電器。(電灯、エアコンは既に繋がっていた。)

エネルギーと情報だ。

燃料電池自動車と交通権

燃料電池自動車(FCV)は、ヒトが社会的な存在「人間」として生きるために 交通を行使する権利を、自分及び周囲の人に迷惑をかけることによって制約されることから守る。

FCV の燃料充填時間の短さ・低振動性は自分に迷惑をかけず、静粛性・排気ガスが純粋な水蒸気であることは自分と周囲の人に迷惑をかけず、水素を国内の再生可能エネルギーから作れば国富流出を防げて自国民に迷惑をかけない。

FCV の評価は、全体的な視野のもとに便益によってなされるべきである。

「水素チャンネル」サイトを強化しました

2017年 1月21日、水素エネルギーに関する情報を収集・配信しているWebサイト「水素チャンネル」を強化しました。

 水素チャンネル ~水素エネルギー・燃料電池に関する情報を収集・配信~

(1) ニュース検索 を改良しました。

「水素チャンネル」では、2008年以降の水素エネルギーに関するニュースなどの記事のタイトル・URLを蓄積・公開しています。

そのうちの 98.5% である 2010年 1月以降の記事 1786 件について、検索システムを一新しました。

これまでも検索はできましたが、3ヵ月ぶんの記事を記載したページが検索対象であったため、該当する記事が3ヵ月中に複数ある場合にサマリー表示できないことや、複数の検索ワードでAND検索した際に複数の記事がまたがっていても検索条件合致になることなど、不便がありました。

今回の検索システムでは、1つの記事ごとに1ページを割り当てて検索対象にしているため、上記の不便が解消されました。

(2) 水素エネルギー広報 リンク集 の公開を開始しました。

東京都の水素エネルギー広報が活発になるにつれて、各 水素エネルギー広報サイト をまとめたリンク集の必要性を感じ、この度 制作・公開しました。

 水素エネルギー広報 リンク集

インターネットユーザーが各 水素エネルギー広報サイト にアクセスしやすくあるためには、サイトをひとつずつ探し出してもらうのではなく、まとまってその存在を示している場があるべきです。

これにより、一度に探し出せるようになるだけでなく、ネットユーザー同士で複数のサイトを一度にシェアしてもらえる確率も高くなります。

初出:
Facebook 2017/ 1/22

日本のガソリンは税金込みで高くない

日本のガソリンは、特に含まれる税金が高いというイメージがあるが、国際的に比較すると、そうではない:

OECD諸国のガソリン1L 当たりの価格と税(2015年第2四半期) : 財務省

日本の位置[33カ国中]

高い方から
小売価格 29位
税負担額 28位
税負担率 28位

宇都宮 浄人 : 地域再生の戦略――「交通まちづくり」というアプローチ (筑摩書房, 2015〈底本は、ちくま新書(2015)〉) 位置No. 1256/2120.

日本の場合、自家用車を取得する際に、相当の税金がかかる一方、利用する時の税額は欧州と比べると安価である〔11〕。OECD加盟国三二カ国で比較すると、日本はガソリン一リットルあたりの税負担率は二八位で、揮発油税、地方揮発油税及び石油石炭税に、地球温暖化対策のための特例課税を加えても三六・八%、これに消費税を合わせて四一・五%程度である。

 一方、欧州諸国は、付加価値税を除く個別の間接税で、四〇%前後、これに付加価値税が一五%以上付加されるので、五五%を超えることになる。公共交通の運賃が安価であることと相まって、自家用車から公共交通へのシフトが政策的に促されているのである。

〔11〕(日本国)財務省 OECD諸国のガソリン1L 当たりの価格と税

水素エネルギーとハーバー・ボッシュ法、技術決定論と唯物史観

要点:
肥料とエネルギーは、再生可能資源から化石資源へ、化石資源から容易獲得物質へ、という歴史を歩み、或いは歩みつつある。

エネルギーにおいて、容易獲得資源とは水(エネルギー媒体としては水素)である。

これらは、生産力に関する新たな革新である。それを実現する、生産力に関する新たな技術は、唯物史観によれば、技術決定論の文脈に語られる技術のなかで最も影響力が大きい。

1.水素エネルギーとハーバー・ボッシュ法

水素エネルギーの実用化は、大気中の窒素から肥料を作るハーバー・ボッシュ法の実用化(1912年)に似ている。

人類は、木材・木炭などの再生可能エネルギーから、石炭・石油などの化石燃料に転換することで、滅亡を免れた。

例えば、昔の製鉄には木炭が使われていたが、製鉄のための森林伐採による森林の減少が問題化した。行きすぎた森林伐採による鉄の生産量の急激な減少は、人類を窮地に立たせたであろう。人類を食わせているのは、鉄製の機械や道具が重要な役割を果たす人類社会であり、鉄の生産量の急激な減少は、それを維持できなくするからである。

ヒトが人として生きるためには、外部から食糧以外のエネルギーの供給が必要である(人類はその誕生の瞬間からして、その存在を外部エネルギー源に依存している)。現在の、人類人口を支えているのは、化石燃料や原子力である。さらに言えば、大人口が生存する前提である政治の安定も、高エネルギー消費によって実現されてきた

地球上に溢れた資源から肥料を作り出した、ハーバー・ボッシュ法の実用化にあたる、エネルギー界での出来事は、水素エネルギーの実用化であろう。

もちろん、水素エネルギーは、電気と同じ二次エネルギーである。水素を作るためには、他のエネルギー源(一次エネルギー)が必要である。しかし、いままで使えなかった一次エネルギーを水素の形態で使えるようになることの意味は大きい。鉱脈が見つかっても、開発して鉱山にしてこそ、はじめて利益をもって鉱石が手に入る。水素エネルギーの実用化は、鉱脈(:いままで使えなかった一次エネルギー)だけがある状態を、それを利用できる鉱山がある状態にする

2.技術決定論と唯物史観

ハーバー・ボッシュ法の実用化が人口の急増を起こしたように、水素エネルギーの実用化は、人類に繁栄と変化をもたらすだろう。

水素エネルギーの実用化は、生産力に直結する。生産とは、すなわちエネルギーの消費であるからだ。生産力に関する新たな状況は、唯物史観によれば、経済のみならず、文化などを含む社会全体の改革を引き起こす。生産力に関する新たな技術は、技術決定論の文脈に語られる技術のなかでも最も影響力が大きいと考えられる。

下部構造 – Wikipedia [2015年2月1日 (日) 16:26 の版]

唯物史観では、歴史を動かす基本的な動力は生産力と生産諸関係との矛盾にあるものと考えられた。すなわち、ある時代の生産力は、その時代の生産諸関係を規定し、何らかの要因で生産力が向上し、生産諸関係との間に矛盾が生じると、社会革命の時期が始まり、経済的基礎の変化と共に巨大な上部構造全体が徐々にあるいは急激に変革されると考えられたのである。

携帯機器への充電という日々の課題――変化する、人間とエネルギーの関係・個人と社会インフラの関係

出張で同じだった T氏は、宿がカプセルホテルでもいいが、カプセル内に電源コンセントがないのは論外なのだそうだ。人は、寝床に携帯機器の充電機能を強く求めるようになった。

人は(人が人であるためには)、外部エネルギー源を必要とする生物である

人が松明(たいまつ)・ランプ・カンテラを持たなくなってから、携帯電話が普及するまで、外部エネルギーの使用機器は、定置式であった。

現在は、高度な機能を携帯できるまでの小型化、省エネルギー化とバッテリーの性能向上により、スマートフォンをはじめとした携帯機器が実現・普及した。携帯機器においても外部エネルギーは使用される。携帯機器への充電は、一定の地位を占める日々の課題である。

私たちは、自分の腹の空き具合と同様に、携帯機器のバッテリー残量を気にしなくてはいけない。

 ・携帯機器そして、そのバッテリーが、個人の所有物であり、

 ・携帯機器の稼働状態が、個人の能力(:携帯機器の能力も含めた総合的能力)を増減させる

のであるから、そうなるのは当然である。

電源の確保問題(:電力会社にとっては、配電の問題)は、これまで電力会社や建設業者が解決してきた課題、新しい電気機器を導入する際の一過性の課題であった。これが、個人にとっての永続的な課題になることは、個人と社会インフラの関係を変化させるだろう。

電力会社による大送配電網という社会インフラへの依存を意識した人々は、その依存を深める個人と、依存を弱めようとする個人の2種類に分かれるだろう。つまり、社会インフラの、いままで機械的だった部分に、人間集団による思想が組み込まれることになる。

人類は、どの用途で外部エネルギー源に依存しているか

外部エネルギーの用途は、

第一には、食品調理である。

第二には、暖房である。

第三には、武器である。

第四には、明かりである。

第五には、移動である。

第六には、生産である。

第七には、情報である。

第八には、食品保管 (冷蔵・冷凍)である。

第九には、冷房である。

(人類が実現した順番を意識して配列した)