配置の観点でみた人類の本質的目標

人類の本質的目標を

・時間軸を含めた最適な配置
・上記の範囲の拡大

だと考える。

労働は、規制された精神状況における行動である。より最適な配置を多数の人によって実現するためには、精神状況の規制が必要である。

ホワイトカラー労働者の、この観点での成果は、

・最適な配置とは何か
・最適な配置を如何にして実現するか(方法と情報道具{誘導・説得・伝達手段})

である。

配置は、経緯に強く支配され、慣性が大きい。そのため、配置の改善には大きな労働が必要である。配置を擬似的に(少ない労働によって)実現する方法が、流通である。

関連:
人間が人間として客観的に実現されるのは、…労働によってだけである

「王の知性」が「民の知性」を制御できないように、 「好奇心 、多分ね」

産・官・学の周りで動き回って、

 ・情報から知識を創れ (情報から知識への「翻訳」・解釈・ストーリー付け)。

 ・知識を高度化せよ (知識・情報の化学反応・加減乗除)。

 ・知識・情報の流通を加速させよ。

社会及び「知的ネット社会」に関する私の考え方の大系 2016年10月現在

社会を知的にするための考え方

  ただし、上記リンク先中の、(D)「ONの市民」 (及び、その中の「知的ネット社会」)は、一つの固まりとしてだけ存在するのではなく、全ての隙間に入りこみ、全てをつなぐように存在する。

広義の哲学の行為は、宇宙の再生産行為

落ち着きを保つ

ナショナル ジオグラフィック「第二次世界大戦の潜水艦」 Uボート:群狼作戦

指揮官にうろたえる様子はありません。

[ドイツ海軍 U-99 艦長 オットー・]クレッチマーは、落ち着き払って、推理小説を読んでいました。

ソナーを担当する乗組員が、彼を見て、こう思ったそうです、「ああ、なんてすごい人なんだ。こんな緊迫した状況のなか、座って本が読んでいるぞ」、と。

でも、再びクレッチマーを見ると、本が上下逆さまになっていました。読んでいなかったのです。ページもめくっていませんでした。

クレッチマーはすばらしいリーダーです。本を読むふりをすることで、お前達も落ち着け、と部下に無言のメッセージを送っていたのです。

佐々木 常夫「そうか、君は課長になったのか。」DVD 視聴メモ

佐々木 常夫「そうか、君は課長になったのか。」DVD の視聴メモ

(注意: 正確な書き取り、聞き取りでない部分があります):

ビジネスは予測のゲーム
先手、先手の仕事方法

佐々木流『仕事の10ヵ条』

・計画主義と重点主義
  すぐに走り出してはいけない

・効率主義
  最短コース

・フォローアップの徹底
  自らの業務遂行の冷静な評価

・結果主義

・シンプル主義
 仕事のやり方をマニュアルにする

・整理整頓主義

・常に上位者の視点
・自己主張の明確化
・自己研鑽
・自己中心主義
  自分を大切にするということは、人を大切にすること

持ち時間は、時間予算の3割

プアなイノベーションより優れたイミテーション

仕事が発生したら、やらないで済む方法を考える

「オデッセイ」(2015) 鑑賞メモ

映画「オデッセイ」(英語原題: The Martian, 2015)のDVDを見た。

字幕が出る前に、取り残された宇宙飛行士が探しているものがマーズ・パスファインダーであることを分かった自分を褒めてあげたい。

あと、ジャガイモを植えるときには、種芋の切口に灰を付けるんだよ(切口を乾燥させてもいいそうだ)。

無重力下にビニル袋を放置するのは不用意だな。ハッチに挟まったらどうする気だ。

初出:
Facebook 2017/ 4/ 9

今年の将棋代指しロボットは、双腕

「第2期電王戦」で使用される代指しロボット「電王手一二さん」(でんおうていちにさん)は、双腕。

将棋代指しロボット「電王手くん」がダブルアームに最終進化! 名前の由来はあの伝説の棋士? – ITmedia PC USER

さて、双腕といえば、テムザックのレスキュー用双腕ロボット「援竜」である。

2007年にモデルチェンジしていた:
災害・人命救助の未来を変える!! 新型レスキューロボット『T-53援竜』デビュー! (2007/ 7/17)

初出:
Facebook 2017/ 3/20

2017/3/20、3Dプリンタなどを利用できる「FABLAB高砂β」が兵庫県高砂市にオープン

山陽電車・高砂駅 南の「サンモール高砂」東館 2階 (兵庫県高砂市) に、3Dプリンタなどのデジタル工作機器を利用できる「FABLAB高砂β」が、2017年 3月20日、オープンします。

FABLAB高砂β

開店時間: 毎週水・土・日 13:00-18:00

山陽電車・高砂駅までは、
 姫路駅から、山陽電車「直通特急」で、15分
 明石駅から、山陽電車「直通特急」で、16分
 舞子公園駅(四国方面から明石海峡大橋北詰の高速バス「高速舞子」バス停乗り換え)から、山陽電車「直通特急」で、20分
です。

2017/ 3/ 6、兵庫県知事定例記者会見資料

リンク:
FABLAB in sunmall-takasago
fablab takasago プレオープン

Fab Takasa Go~雑多 – 感謝報恩 to Nature
いよいよプレオープン!! – 感謝報恩 to Nature

関連:
FabLab Japan Network

一般の人が生産(物質化)することによる社会の改革

一般の人が生産(物質化)することによる社会の改革

社会の改革のために から引用:

(1)
田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.964/2694.

パーソナル・コンピュータを推進してきた研究者の多くは、「個が表現力と創造力を持つことで社会が改革される」ことを強く信じています。ネグロポンテもそのひとりです。

即ち、つながった個が表現力と創造力を持ち、それが臨界点を突破することで社会が改革される。

なお、前記引用にはつづきがある:

田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.984/2694.

こうして、「先端技術で社会問題を解決する」という思想的背景をもった活動であっても、完成済みの「コンピュータ」をただ配るだけの支援では限界があることがはっきりしました。重要なのは、現場で、使用者自身が、その場やその人に合うようにテクノロジーを再編集できるための「施設(拠点)」だということがようやく分かったのです。

つまり、表現・創造(ソフトウェア)だけでは不十分であり、物質化(ファブリケーション)(ハードウェア)・表現・創造の有機的連携が必要である。

行動無き思考・思想は無意味だといわれる。物質化は、表現・創造が、思考・思想に留まらないためのひとつの行動として挙げられる。

(2)
田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.156/2694.

素材を変えながら、繰り返し実験をしてみることで、自分自身の発想や想像力が強く刺激されることでした。「つくりながら、かんがえる」「かんがえながら、つくる」という同時性、即興性を実現してくれることで、ワープロや、シンセサイザーといった、人間の知的創造活動のパートナー的存在へと近づいているな、と感じられたのです。

即ち、人間の知的創造活動のパートナーを得る(ことで、社会の改革が促進される)。 ※括弧内は、ブログ記事著者により付記した。

このパートナーにより、知性が湧き上がるように自ら(みずから)により奮起されるのである。

一般の人が技術を持たねばならない から引用:

ディドロ, ダランベール=編, 桑原 武夫=訳編 : 百科全書―序論および代表項目 (1971, 岩波文庫) p.398.

多田 道太郎による解説「『百科全書』について」より。

 なぜ百科全書派は技術を重視したのか。理由はかんたんである。それがブルジョアジーの利益になるからである。総じていえば「所有が市民をつくる」というブルジョア的立場が『百科全書』のほとんどを貫いており、したがってブルジョアの武器、道具としての技術が、新しく重視されることになったのである。

新しく世に出るものへの態度

新しく世に出るものに対する態度は、以下でありたい:

新しく世に出るものが、ごく少数のアイデアによるもの(ポッと出)でも、人の労力なく旧態のままから生み出されたもの(独りで)でもなく、多くの人の叡智と苦心と学術的・経済的・動員的・安全的・健康的基盤から、漸進的に生み出されてきたものであることを、顕らかに捉える態度

これは、下記の「ものづくり」の思想にも通じる。

ムスビと「ものづくり」

ムスビの物語を重視する精神によって引き起こされる製造者の行動様式が、「ものづくり」である。

なお、一番最初に書いた〈新しく世に出るものに対する態度〉は、知性主義を広めるメディアに書き、「しくみの発達博物館」が実現する主張である

世の中に当たり前のようにある良いもの(例えば、機械装置、政治制度など)が、それぞれ、偶然(ポッと出)でも、必然(独りで)でもなく、多くの人の叡智と苦心と学術的・経済的・動員的・安全的・健康的基盤から、漸進的に生み出されてきたものであることを顕らかに見せるものである。

を元に改良したものです。今回の改良を元の文に適用すると、以下になる:

世の中に当たり前のようにある良いもの(例えば、機械装置、政治制度など)や新しく世に出るものが、それぞれ、ごく少数のアイデアによるもの(ポッと出)でも、人の労力なく旧態のままから生み出されたもの(独りで)でもなく、多くの人の叡智と苦心と学術的・経済的・動員的・安全的・健康的基盤から、漸進的に生み出されてきたものであることを顕らかに見せるものである。