2015年5月17日に実施された大阪市の特別区設置住民投票は、有権者210万人に賛否のみを問う超大型の小選挙区選挙でした。そして、結果は、僅差でした。
1票の価値は、膨れあがりました。
超大型の小選挙区選挙では、1票の価値は、膨れあがることがあります。
2015年5月17日に実施された大阪市の特別区設置住民投票は、有権者210万人に賛否のみを問う超大型の小選挙区選挙でした。そして、結果は、僅差でした。
1票の価値は、膨れあがりました。
超大型の小選挙区選挙では、1票の価値は、膨れあがることがあります。
2015年5月17日に実施された大阪市の特別区設置住民投票において、特別区設置のひとつのメリットは、「府市あわせ」と言われた二重行政の解消でした。
二重行政は、
・同じ高さのビルを府市で1棟づつ、合わせて 2棟つくるなどの、二重投資(による無駄)
・意見対立した場合、決定権の優劣がないことによる決定遅延(による機会損失)
を生むとされました。
しかし、武雄市長を務めた樋渡 啓祐氏の2015年5月9日の投稿は、二重行政のもうひとつの負の面を示しました:
自分自身、総務省から高槻市役所に出向していた時に、近隣自治体との連携事業で、大阪府庁に持っていったら、大阪市役所へ行け!と言われ、市役所に持っていったら、府庁と相談してくれ!と何度か言われましたけど。
二重行政は、行政に切れ目も生じさせます。