オウム事件の教訓は、秩序は、常に揺らいでいるということだ(オウムの幹部には社会的強者が含まれ、オウムとマスコミは結びついていた)。低地で常に水を汲み出さないと、地面が消えてしまうように。
「あの人には違う面もあった」というのは恒真命題だ。占い師の常套句として、商業ベースに載せられるほどの確からしさを持つ。
今ある社会とは、折り合いのつく面を紡いだものである。それぞれの面は、一側面あるいは一切り口にしか過ぎない。
オウム事件の教訓は、秩序は、常に揺らいでいるということだ(オウムの幹部には社会的強者が含まれ、オウムとマスコミは結びついていた)。低地で常に水を汲み出さないと、地面が消えてしまうように。
「あの人には違う面もあった」というのは恒真命題だ。占い師の常套句として、商業ベースに載せられるほどの確からしさを持つ。
今ある社会とは、折り合いのつく面を紡いだものである。それぞれの面は、一側面あるいは一切り口にしか過ぎない。
平成とは? 「動揺した時代」最多42% 朝日世論調査:朝日新聞デジタル 2018/ 4/30
この調査は、「平成とはどんな時代か」を以下の8つの選択肢から2つまで選んでもらう調査であった。
・進歩的な時代
・保守的な時代
・活気のある時代
・沈滞した時代
・安定した時代
・動揺した時代
・明るい時代
・暗い時代
結果には以下の傾向が見られる:
2009年調査に比べ、2018年調査において
増えた回答:
・進歩的な時代、保守的な時代
減った回答:
・活気のある時代、沈滞した時代
・明るい時代、暗い時代
横ばいな回答:
・安定した時代、動揺した時代
増えた回答は、結果に対する表現であり、減った回答は現在進行の状況に対する表現である。
平成がまだ続く2009年調査に比べて、平成があと1年に迫った2018年調査において、平成を総括する 結果に対する表現が増えたことは合理的である(時間は連続するが、時代には節目があるのである)。
また、過程ではなく、結果を重視する風潮の影響もあるのだろう。
1981年生まれの私にとって、世界的な重大な出来事といえば、一番は、1998年のインド・パキスタンの核実験であった。
大国でない、しかも互いに距離が近い敵対国同士の核戦力の顕示であり、私が安全保障に高い優先順位をおく姿勢の一因になっている。
最近になって思うのは、2003年の日本での t.A.T.u. (ロシアのアイドルデュオ。t.A.T.u. – Wikipedia)フィーバーは、それに並ぶものでなかったか、ということである。これには、1991年のソ連邦の崩壊を合わせて考える必要がある。
1991年のソ連邦の崩壊は、共産主義の敗退であった。
2003年のt.A.T.u.フィーバーは、スラブ民族の自由主義陣営での復活であり、新たな混沌の存在を示唆していた。
共産主義の誕生
計画経済
闘争とは、戦略的状況、すなわち主体[:意思をもち、判断し、行動する人]の間に相互作用が生じている状態です。
アドルフ・ヒトラーは「我が闘争」に、以下を書きました。
アドルフ・ヒトラー=著, 平野 一郎, 将積 茂=訳 : わが闘争 (下) (角川e文庫, 2016〈底本は、角川文庫, 2001〉) 位置No. 265/6648.
すべての世界観というものは、それがまったく正しく、人類のためにこの上もなく価値あるものであっても、その根本原則がある闘争運動の旗印にならないときには、民族生活の実際の形成にとっては無意味なものであろう。
マルクス, エンゲルス=著, 大内 兵衛, 向坂 逸郎=訳 : 共産党宣言 (岩谷文庫, 2007) p.10. (エンゲルスによる「1883年ドイツ語版への序文」)
したがって(太古の土地共有が解消して以来)全歴史は階級闘争の歴史、すなわち、社会的発展のさまざまな段階における搾取される階級と搾取する階級、支配される階級と支配する階級のあいだの闘争の歴史であった。
カール・マルクスがいう「闘争」、すなわち戦略的状況(主体同士の相互作用)。
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) 2014年3月28日
2017年12月23日、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ (エピソード8)」を鑑賞してきました:
[ネタばれ注意]
過去からの流れを断ち切った作品。エピソード7が「守」なら、このエピソード8は、「破」である。
ただし、(ジェダイの)伝説と、(旧帝国軍の)資産・仕組みは、継承された。
「銀河に伝説は必要」
師が弟子に教える大事なことは、失敗。
最近、人生 2度目のサウジアラビアに行ってきました。
サウジアラビアに入国するには、いくつかの関門がありますが、一番緊張するのは、入国カード (ENTRY CARD)の記入ではないでしょうか。
ビザ取得など、その他の関門は、日本国内で実施するので、いくらでも助けを得られます。インターネットだって使えます。
しかし、入国カードは、飛行機の機内で配られて、記入は機内になります。インターネットが使えないので、同行者がいなければ、フライトアテンダントさんを頼るしかなくなります(頼ればいいのですが、弱い人ほど、他人に頼れないものです)。そして、後に書きますが、予め用意していなければ、書くことができない項目があるのです。
問題が起きる芽をなるべく摘み取っておきたければ、正しい入国カードの書き方を予習しておきましょう:
それでは、入国カードを書いていきましょう。
いきなり「ALIEN REG. NO./ENTRY NO.」という欄がありますが、何も記入しないでよいようです。
名前(First Name, Family Name)とか性別(SEX)や国籍(NATIONALITY)・誕生日(DAY OF BIRTH)などは、問題なく書けるでしょう。
少し引っかかるのが、RELIGION (宗教)です。無記入はよろしくないようです。仏教なら Buddism です。
OCCUPATION って何だったっけ。職業です。
そして、 PLASE OF ISSUE, EXPIRY DATE, DATE OF ISSUE と続きます。ISSUEって、発行? 問題? と混乱するわけですが、これらは PASSPORT について聞いています。
PLASE OF ISSUE は、パスポートの発行場所、
EXPIRY DATE は、パスポートの有効期限、
DATE OF ISSUE は、パスポートの発行日付
を聞いています。パスポートの写真ページを見て書きましょう。
オモテ面のその後は、これまで書いてきたことの繰り返しです。
そして、ウラ面に続きます。
SPONSOR (NAME)。保証人の名前です。Invitation letter を書いてくれた人や会社のことです。
SPONSOR (ADDRESS)。保証人の住所です。
この項目が、予め用意していなければ、書くことができない項目です。名前は憶えていても、住所までは憶えていませんからね。
そして、DEPENDENT INFORMATION。同伴家族の情報です。
最後に、DATE(記入日付)と、SIGNATURE(署名)となります。
FOR OFFICIAL USE ONLY 以降は、サウジアラビアの入国管理のお役人・お役所が使うので、記入してはいけません。
ナメられないためのデザインは重要。大学生のとき、自力で作ってた名刺と企画書をセンスの良いデザイナーに作ってもらうだけで、大人からの信頼度が突然嘘みたいに上がった。「学生のお遊び」が突然「この子たち本気だな」と捉えられるようになり、当時作ってた雑誌の広告収入がドカンと増えたのです… https://t.co/f0jTFBCNZ5
— 塩谷 舞(milieu編集長) (@ciotan) 2017年10月22日
2017年10月25日の、読売テレビの「す・またん!」の、辛坊 治郎 氏によるニュース解説(午前 6時代)において、辛坊 氏は、以下の旨を述べました:
聞き方によって結果が変わる世論調査が世論誘導の手段になっている。これが鮮明になってくると、メディアの信頼を損ねる
下記の朝日新聞の世論調査及びその結果に関する記事を受けたものです。「3分の2を超える議席を得たこと」について聞かれて、「多すぎる」という回答の割合が多くなることは当然です。
与党で3分の2「多すぎる」51% 朝日新聞世論調査 – 2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル 2017/10/24
衆院選の結果を受け、朝日新聞社は23、24日、全国世論調査(電話)を実施した。自民党と公明党合わせて定数の3分の2を超える議席を得たことについて尋ねると、「多すぎる」が51%で、「ちょうどよい」32%を上回った。
要約:
よい未来である〈現在より多様な未来〉=〈現在より人が生きる未来〉 を実現するためには、〈空・地・開拓〉 である。
* * *
2017年10月22日、一連の 3つの文章を公開しました。個人的に、これらの文章は重要であると考えます:
(1) 新しさを振りまくことが必要である
(2) 〈空・地・開拓〉と、人類の生存に繋がる〈真のパン仕事〉
中心となる文章は (2) であり、その要約は、冒頭に記した『よい未来である〈現在より多様な未来〉=〈現在より人が生きる未来〉 を実現するためには、〈空・地・開拓〉 である』です。