マキアベリーは、人間のいとなみは徳の実現を究極の目的とすべきものであるが、われわれか弱い人間はいわば盲目的な運命に押し流されておるもので、このままでは徳を実現することにはならない。したがって運命の奔流を制御して徳の実現に至る手段と術策を工夫し組織しなければならない。そこにいうところの権謀とか術数とかいうものが考えられることになるというのが、マキアベリーの哲学の骨組みのように私は理解しておる。
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しかし権力の本体は、そういう術策にあるのではなく、権力者自体の自らの在り方にあるのだということだけは銘記すべきであろう。術策の分量やその組み合わせの巧拙よりも、権力主体のあつめる信望の大きさが、その権力に本当の信頼と威厳をもたらすものである。アンドレ・モーロアは「他人を支配する秘訣は、自らを支配することを体得することにある」と言っておるが、権力の主体に対する頂門の一針というべきものであろう。
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権力が奉仕する何かの目的がなければならない
独特の語り口から「アーウー宰相」と呼ばれた大平正芳元首相は、東西の思想に通じた政界屈指の知性派でもあった。彼は1971年3月、「新権力論」と題した文章を本紙に寄稿した。ルネサンス期の政治思想家のマキャベリを下敷きに、権謀術数の意味を考察した。
▼その中にこんな一文がある。「(権力は)それ自体孤立してあるものではなく、権力が奉仕する何かの目的がなければならない」。それは権力と比べて「より高次のもの」であるべきだとした。
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大平は「むずかしいのは何が目的かということである」とした。
ベンフォードの法則
【ベンフォードの法則】この世に存在する数は明らかに偏っているんです
不正を暴く数学とは?
政治と経済
政治は、せめぎあい。利害調整=優先順位の策定。
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) October 20, 2024
政治=編集・方針策定。経済=ルーチン。そして、ルーチンを経て(経世)、民が潤う(済民)。
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) October 20, 2024
補足:
故に、大政翼賛であっても政治なのだ。
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) October 20, 2024
持明院統と大覚寺統
後嵯峨天皇の第3皇子後深草天皇の子孫である持明院統と、第4皇子亀山天皇の子孫である大覚寺統。
両統の対立を鎌倉幕府が裁定し、1275年から、両統迭立(りょうとうてつりつ)。
鎌倉幕府崩壊後、1333年の建武の新政で、皇統が大覚寺統(後醍醐天皇系)に統一されたかに見えたが、建武の新政の崩壊(1336年、後醍醐天皇の吉野行幸)で、持明院統の光厳天皇が即位(北朝)する。
その後、南朝は大覚寺統、北朝は持明院統。
南北朝時代 (日本) – Wikipedia #南北朝の天皇 – 系図
1392年、南朝第4代の後亀山天皇が北朝第6代の後小松天皇に譲位する(「譲国の儀」)形で両朝が合一した。その際の約定「明徳の和約」では、その後は両統迭立することになっていたが、守られず、皇統は持明院統になった。
Nゲージ 新幹線 明石海峡大橋開通
全長 26 m。
前提の遷移
納得できない現実は、前提の遷移により納得できます。前提の遷移には、例えば、新情報の反映や、意味のない前提の廃棄・論の再構築という手段があります。
東京駅丸の内駅舎クリスピーショコラ
出町柳の由来
3:43~
地名は「柳」。川の対岸が「出町」。出町に、京都市電 出町線の停留所があり、京都中心にアクセスできるはずだったが、出町柳駅開業前に出町線は廃止(出町線の本線にあたる木屋町線が、河原町線に統合)され、出町停留所も廃止された。
西京区嵐山と右京区嵯峨
12:05~