統治の性質をつくるのも統治であり、その手段は統治システム調整・政策・経済・情報宣伝・教育である。
・統治システム調整とは、例えば、選挙制度の変更である。1990年代の小選挙区比例代表並立制を採用する選挙制度改革は、政権交代可能な二大政党制を志向していた。
・政策は、一部または全部の国民を安心させ、また、国民の関心を左右させる。
2015年5月17日に実施された大阪市の特別区設置住民投票の結果が可能性を示したことは、最貧困層の政策不安・開示不安である。一方、「希望は、戦争」(「丸山眞男」をひっぱたきたい) Wikipedia という急進的な革新傾向も最貧困層には存在する。統治と貧困の関係は、忘れてはならない課題である。
・情報宣伝・教育は明白である。
経済・情報宣伝・教育を支援するのが、技術革新である。