阪急阪神HD角和夫・元会長が死去 「相手に誠実であれ」問い続け – 日本経済新聞 (2025年5月7日) (紙面では、日本経済新聞, 2025/ 5/ 8, 朝刊, 13面)
囲碁を通じて知った「流水不争先(流水先を争わず)」という言葉をずっと大切にしてきた。奇手奇策を使わず自然体でいるという意味で、角氏の経営手法にもつながる。
阪急阪神ホールディングス社長 角和夫(3) 囲碁の段位の免状 – 日本経済新聞 (2015年9月30日)
囲碁と経営は似ているという人は多い。経営者として何か色紙に書いて欲しいと、たまに言われることがある。その際に書くのが「流水不争先」。囲碁の高川格先生(二十二世本因坊)が信条とした言葉だ。流れる水は先を争わない。奇手奇策を使わず自然体でいるという意味だ。
入社した頃からこの言葉を大切にしてきた。会社人生でも無理な手を打つとか、人をごまかすようなことをする必要はない。
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角和夫さんの「こころの玉手箱」
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