科学ちゃん

〈科学の方法〉に注目して、科学を擬人化した:

科学ちゃんは、
まだまだ子供だけれど、巨人の子供なので、肩の上に人を載せられます。

食べ物は、「反証に晒される」ものしか食べません。

「誤り」な食べ物は、既に食べていても、吐き出します。

お友達の文学ちゃんは、文豪が亡くなるたびに飲んだミルクを吐き出してしまうので、赤ちゃんから成長できていません。

補足:
岸田 一隆 : 科学コミュニケーション――理科の〈考え方〉をひらく (平凡社新書, 2011) p.162.

人間は社会的な生き物であり、人間の脳は人間の心とコミュニケートするようにできています。だから人間は、世界を物理的に解釈するよりも、心を持った擬人的な存在として解釈する方が容易なのです。

参考文献の軽視とは

参考文献そのもの及びその明示の軽視とは、

 歴史の軽視であり(自らを歴史のなかに位置付けない。即ち、継続性の軽視)、

 正統性の軽視
   (1. 権威の軽視。権力に略直交な概念である権威の軽視。
   2. 保守の軽視=革新“性”の軽視であり、また、試行錯誤の際に戻ってこられる場所の軽視)

である。

初出:

Facebook投稿 2014/ 3/31

無術理術無

(1)無 (2)術 (3)理 (4)術 (5)無

(2)術は、(3)理に先行する。

  哲学と現実、科学と技術

よく訓練された(4)術は、無意識、すなわち(3)理を意識せずに実施される。

  三戸裕子 : 定刻発車 ―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?― (新潮文庫, 2005) p.256

本書の取材のために会って話を聞いた多くの鉄道人たちからは「世界に稀に見る定時運転を実現させるために俺はこの仕事をしているのだ!」というような気負った意識は、全くといってよいほど伝わってこなかった。

中島 敦の「名人伝」に描かれた名人の極致は、(5)無である。

(1)無と(5)無は、紙一重である。ある個人において異なっていても、その個人の死までもを考えた時、両者に隔てはなくなり、(5)無状態は、(1)無状態に遷移する。

(1)無状態に遷移しないようにするためには、(3)理状態を保持し続けなけばならない。

「ロウソクの科学」と、政府及び大衆

ファラデー「ロウソクの科学」は、

学者に地位を与えるのは政府であり、尊敬をはらうのは大衆である

   ディドロ, ダランベール=編, 桑原 武夫=訳編 : 百科全書―序論および代表項目 (1971, 岩波文庫) p.133. ダランベールによる「序論」より。

を示唆する。ファラデーは、英国の王立研究所において、一般向けに講演を行った。

知の「化学反応」と淘汰

法則とは、文脈から切り離しても正でありつづける文なのだな、ふと思う。

そして、それは、文脈ごとに、知の「化学反応」を引き起こす。法則は、知の「化学反応」を引き起こす性質が強い。

しかし、知の「化学反応」に、法則は必須ではなく、法則が認識されていなくても引き起こされる。

学術とは、
 ・知の「化学反応」
と、
 ・淘汰
の両者を基盤活動とする場の態様である。

それは、コンピュータ将棋のようなものだ。そして、コンピュータ将棋と同様、開発者以上の知的成果を将棋ソフトは生産する。

統一の世の中

以下の三つの考えを土台に据えることは、有益である:

佐藤 篁之 : 「満鉄」という鉄道会社―証言と社内報から検証する40年の現場史 (交通新聞者新書, 2011) p.201.

[仙石 貢 南満州鉄道 第11代総裁は、]「総裁より社員にご相談」(『協和』26号昭和5年5月15日)では
「十八世紀、十九世紀は分業の世の中であった。二十世紀は統一の世の中である。今まで分業組織になっていたものを合理的に総合統一して経営する。…」

● 「三人寄れば文殊の知恵」

● 知識社会

史観

ものづくり – Wikipedia [2014年2月7日 (金) 00:00‎ の版]

ものづくりとは日本の製造業と、その精神性や歴史を表す言葉である。1990年代後半から企業やマスメディアの間でさかんに使われるようになった。現在の日本の製造業の繁栄は、日本の伝統文化、固有文化に源を発するという史観である。

納期短縮というソリューションの領域

客先の判断のスピードが速くなるにつれ、短い納期が要求されるようになる。

このとき、納期短縮の一連の解決法(ソリューション)は、客先納入までの一過性のものであるにも関わらず、大きな意味を持つ。そして、このソリューションは、メーカー中心の、すなわち、メーカーが主導権を握るソリューションである。

関連:
大熊 康之 : 戦略・ドクトリン統合防衛革命―マハンからセブロウスキーまで米軍事革命思想家のアプローチに学ぶ (かや書房, 2011) p.222.

彼[:John Boyd 空軍大佐(退役)]はこのことから「敵よりも迅速なテンポ又はリズムで作戦する我の能力は、敵を敵自身のシステムに封じ込め、外部で展開中の事象に適応するこを許さず、混乱と無秩序に陥らせる」ことになり、これによって、敵対者に対する新しい戦略を構築することができる、とした。

部品数が多いことの長所

原価低減や信頼性工学の観点からいえば、部品数は少なければ少ない方が良い。

しかし、それとは反対に、部品数が多いことの長所が書かれた文章があったので紹介する:

日本エネルギー産業の大本命? オールジャパンの力を結集した「浮体式洋上風力発電」がはじまった! : ギズモード・ジャパン

洋上風力発電は2万点も必要になるその部品の多さから自動車産業にも匹敵するほど裾野の広い産業とも紹介していて、期待が大きく膨らむプロジェクトということがわかりますね。

国産製鉄・鉄道レール・戦艦・機関車

国産製鉄:

釜石鉱山田中製鉄所
高炉製鉄、1886年開始。

国産鉄道レール:

官営八幡製鐵所において、1901年から開始。

西尾 一政, 山口 富子, 桝本 弘毅, 岡崎 睦: 国産レールの製造設備及び技術の革新過程. 特定領域研究「日本の技術革新-経験蓄積と知識基盤化-」 第3回国際シンポジウム研究発表会 論文集 (2007)
佐伯 和彦, 岩野 克也: 鉄道用軌条の歩みと今後の展望. 新日鉄住金技報, 第395号 (2013) 19-25.

国産戦艦:

薩摩型戦艦
戦艦薩摩 1905年起工、1906年進水、1910年竣工。

国産機関車:

国鉄9600形蒸気機関車
純国産機関車、1913年製造開始。