東北の震災から、5年が経ちました。今年は、震災の時と、曜日の並びが同じだったので、思い起こすことが多かったです。
福島第一原発冷却作戦に投入された「戦力」-蒼き清浄なる海のために
福島第一原発の冷却には、消防車両や警察の放水車、そして自衛隊ヘリコプターが使われました。
ドイツのプツマイスター社が製造した、生コンクリートポンプ車「M52 Multi-Z」の投入は、特に話題になりました。
国内最大の生コンポンプ車で原発冷やす:日本経済新聞 2011/3/22
【追加情報】
福島第1原子力発電所の注水作業に当たるため、現地に集まったポンプ車は計4台あることが判明しました。本記事中にある中央建設の2台、丸河商事の1台に加え、プツマイスター社も横浜港にあった1台を派遣しました。
この1台は、東南アジア向けの輸出用。横浜港から現地に向かう途中で車両トラブルが発生したものの、部品交換を済ませて現地に到着しました。ブームの長さは58mあり、国内最長の52mを上回ります。
プツマイスター – Wikipedia [2015年9月9日 (水) 11:18 の版]
原子力発電所事故への対応
チェルノブイリ原子力発電所事故に際しては、石棺による封鎖に10台のコンクリートポンプ車が用いられた[8]。40万立方ヤードのコンクリートを圧送し、当時の世界記録を樹立している。[9]
福島第一原子力発電所事故に出動したコンクリートポンプ車は、初期においてはプツマイスターのM52 Multi-ZとM58であった[10]。その後、62m級のM62と70m級のM70も投入されている[11][12]。