ムスビと「ものづくり」

ムスビと「ものづくり」「君の名は。」(2016) の口噛み酒と「シン・ゴジラ」(2016) のゴジラ血液凝固剤(作中で「八塩折之酒」[やしおりのさけ。日本神話において、ヤマタノオロチを眠らせた酒]に見立てられていることが示唆されている)を組み合わせた発想 *:

あらゆる物、特に工業製品において顕著であるが、空間的・時間的に結ぶことにより、産(む)すばれるのである。物は、空間・時間を、時に同じく、時に違えた、たくさんの人と自然・自然法則の手を経て産み出されているのだ。

この思想によれば、物は、ムスビの物語をもつメディアである。

そして、ムスビの物語を重視する精神によって引き起こされる製造者の行動様式が、「ものづくり」である。

ものづくり – Wikipedia [2016年3月4日 (金) 02:30 の版]

ものづくりとは日本の製造業と、その精神性や歴史を表す言葉である。1990年代後半から企業やマスメディアの間でさかんに使われるようになった。現在の日本の製造業の繁栄は、日本の伝統文化、固有文化に源を発するという史観である。

初出:
Facebook 2016/11/30

補足:
発想の始まりは、この俳句を詠んだときから

「ムスビと「ものづくり」」への1件のフィードバック

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