先日、海外から帰国し、2週間以内に滞在した地域が新型コロナウィルス変異株流行国であったため、帰国後3日間、政府指定ホテルでの待機(つまり、隔離)が必要でした。
その際の教訓をお知らせします:
甘いお菓子を持ち込みましょう
日本国内の空港に着いてからは自由な行動ができないので、海外の空港で お菓子を買ってきましょう。
政府指定ホテルでは 3食と水・お茶は提供されます。食事(お弁当)には、場所によって違いますが、私が滞在したホテルでは、少しのデザートと昼ごはんには紙パック入りの野菜ジュースが付いてきました。
しかし、甘味が足りないのです。
せめて 1日に1缶でも甘い炭酸飲料(「1缶にこんなにも砂糖が入っています」と、よく悪者にされがちの飲料)が提供されたらいいのですが、提供される飲み物は無糖です。部屋から出ることは禁じられているので、コンビニはおろか、自動販売機にも行けません。先述した野菜ジュースだけが唯一の甘みのある飲み物でした。
甘味の鎮撫効果をバカにしてはいけません。
佐々 淳行 : 平時の指揮官 有事の指揮官―あなたは部下に見られている (文春文庫, 1999) p.210.
疲れたときや警備食の配給が遅れてイライラするときに、抜群の鎮撫効果を持つキャラメルなどの甘味品の配給は、部隊指揮統制上、有効な士気昂揚策なのである。