尊くあるべきはずの法を、何よりも貶めることは何だかわかってる? それはね。守るに値しない法律をつくり、運用することよ。人間を甘く見ないことね。私たちはいつだってよりよい社会を目指してる。
日: 2017年8月12日
法は経験で且つ精神
悪人を裁けず、人を守れない法律を、何でそうまでして守り通そうとするんだ? ――
法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです。
これまで、悪を憎んで正しい生き方を探し求めてきた人々の思いが、その積み重ねが、法なんです。
それは、条文でもシステムでもない。
誰もが心の中に抱えてる、脆くて かけがえのない思いです。
怒りや憎しみの力に比べたら、どうしようもなく簡単に壊れてしまうものなんです。
だから、より良い世界を作ろうとした過去全ての人たちの祈りを、無意味にしてしまわないために、それは最後まで頑張って守り通さなきゃいけないんです。
諦めちゃいけないんです。
システムの運営に、未知の乱れを内在させる
システム化により既知の乱れが除かれた世界では、未知の乱れが既知の乱れに邪魔されないため、未知の乱れが支配的になりがちである。
これに対抗するため、システムの運営に、未知の乱れを内在させる。
発想の元:
「サイコパス」20話・正義の在処