ガンダムにおける〈人外、且つ外にある(と仮想される)神〉からの独立

ガンダムにおける〈人外、且つ外にある(と仮想される)神〉からの独立「機動戦士ガンダムUC」の、西暦最後の日 12月31日 初代地球連邦政府首相 リカルド・マーセナス のスピーチ

宇宙世紀 改暦セレモニー記念演説(機動戦士ガンダムUC) (sm20021422) – ニコニコ大百科

わたしはどのような宗教にも属していませんが、無神論者ではありません。

高みを目指すため、自らの戒めとするため、己の中により高次な存在を設定するのは、人の健康な精神活動の表れと信じています。

西暦の時代、それは神の言葉としてさまざまに語られてきました。

人はどのように生きるべきか。

いかにして世界と向き合うべきか。

モーゼが授かった十戒の例を持ち出すまでもなく、それらに対する教えはあらゆる宗教に伝えられています。

人間の言葉ではなく、人と神の契約の説話として。

いま、神の世紀に別離を告げる我々は、契約更新の時を迎えようとしています。

今度は超越者としての神ではなく、我々の内に存在する神――より高みに近づこうとする心との対話によって。

宇宙世紀の契約の箱は、人類がその総意から生み出したものであるべきでしょう。

地球連邦政府の総意のもと、そこに神の名はありません。

人類の原罪についても言及されていません。

これから先、もし最後の審判が訪れるとしたら、それは我々自身の心が招きよせた破局となるでしょう。

すべては我々が決めることなのです。

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