メアリーの処刑、アルマダ海戦、そしてヴェストファーレン会議

メアリーの処刑、アルマダ海戦、そしてヴェストファーレン会議アニメ作品「境界線上のホライゾンII」では、メアリーの処刑、アルマダ海戦をヴェストファーレン会議につながるものとして描いている。

これらは、史実の八十年戦争においてつながる。

ヴェストファーレン条約(1648年、ウエストファリア条約とも呼ばれる)は、八十年戦争(1568-1648。オランダ独立戦争とも呼ばれる)を終結させた。ヴェストファーレン条約では、以前はハプスブルク朝スペイン領であったオランダ(ネーデルラント連邦共和国)の独立が承認された。

八十年戦争のなかの英西戦争(1585-1604)のなかに、アルマダ海戦(1588年)がある。

メアリー・ステュアート(元スコットランド女王にして、元フランス王妃)の処刑(1587年)が、アルマダ海戦(1588年)につながる。

イングランド(女王エリザベス1世)及びオランダは、プロテスタント。メアリー・ステュアート及びハプスブルク朝スペインは、カトリック。両者の対立は、宗教を背景としていた。

なお、一般にヴェストファーレン条約は、三十年戦争(1618-1648)を終結させた条約として知られる。

三十年戦争は、オランダ独立に絡む八十年戦争に比べ期間は短いが、より多くの国、より多くの目的が絡む戦争であった。

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