2017/3/20、3Dプリンタなどを利用できる「FABLAB高砂β」が兵庫県高砂市にオープン 山陽電車・高砂駅 南の「サンモール高砂」東館 2階 (兵庫県高砂市) に、3Dプリンタなどのデジタル工作機器を利用できる「FABLAB高砂β」が、2017年 3月20日、オープンします。 FABLAB高砂β 開店時間: 毎週水・土・日 13:00-18:00 山陽電車・高砂駅までは、 姫路駅から、山陽電車「直通特急」で、15分 明石駅から、山陽電車「直通特急」で、16分 舞子公園駅(四国方面から明石海峡大橋北詰の高速バス「高速舞子」バス停乗り換え)から、山陽電車「直通特急」で、20分 です。 2017/ 3/ 6、兵庫県知事定例記者会見資料 リンク: FABLAB in sunmall-takasago fablab takasago プレオープン Fab Takasa Go~雑多 – 感謝報恩 to Nature いよいよプレオープン!! – 感謝報恩 to Nature 関連: FabLab Japan Network 一般の人が生産(物質化)することによる社会の改革
一般の人が生産(物質化)することによる社会の改革 社会の改革のために から引用: (1) 田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.964/2694. パーソナル・コンピュータを推進してきた研究者の多くは、「個が表現力と創造力を持つことで社会が改革される」ことを強く信じています。ネグロポンテもそのひとりです。 即ち、つながった個が表現力と創造力を持ち、それが臨界点を突破することで社会が改革される。 … なお、前記引用にはつづきがある: 田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.984/2694. こうして、「先端技術で社会問題を解決する」という思想的背景をもった活動であっても、完成済みの「コンピュータ」をただ配るだけの支援では限界があることがはっきりしました。重要なのは、現場で、使用者自身が、その場やその人に合うようにテクノロジーを再編集できるための「施設(拠点)」だということがようやく分かったのです。 つまり、表現・創造(ソフトウェア)だけでは不十分であり、物質化(ファブリケーション)(ハードウェア)・表現・創造の有機的連携が必要である。 行動無き思考・思想は無意味だといわれる。物質化は、表現・創造が、思考・思想に留まらないためのひとつの行動として挙げられる。 (2) 田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.156/2694. 素材を変えながら、繰り返し実験をしてみることで、自分自身の発想や想像力が強く刺激されることでした。「つくりながら、かんがえる」「かんがえながら、つくる」という同時性、即興性を実現してくれることで、ワープロや、シンセサイザーといった、人間の知的創造活動のパートナー的存在へと近づいているな、と感じられたのです。 即ち、人間の知的創造活動のパートナーを得る(ことで、社会の改革が促進される)。 ※括弧内は、ブログ記事著者により付記した。 このパートナーにより、知性が湧き上がるように自ら(みずから)により奮起されるのである。 一般の人が技術を持たねばならない から引用: ディドロ, ダランベール=編, 桑原 武夫=訳編 : 百科全書―序論および代表項目 (1971, 岩波文庫) p.398. 多田 道太郎による解説「『百科全書』について」より。 なぜ百科全書派は技術を重視したのか。理由はかんたんである。それがブルジョアジーの利益になるからである。総じていえば「所有が市民をつくる」というブルジョア的立場が『百科全書』のほとんどを貫いており、したがってブルジョアの武器、道具としての技術が、新しく重視されることになったのである。