矛盾は真実である。矛盾の受容は、止揚(アウフヘーベン)によるが、簡易な止揚として、動的・闘争・平行線がある。
矛盾は真実である:
「一瞥判断」と「情報は早く、行動は遅く」を知った今の自分が、両者を知らなかった過去に比べて進んでいると確信するには、さらなる何かが必要だ。ただ、少なくとも、両極端を正当化できるようになった。つまり、状況に応じている限りにおいて、判断時間に関する自由を手に入れたのである。 *b
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) 2014, 1月 25
岸田 一隆 : 科学コミュニケーション――理科の〈考え方〉をひらく (平凡社新書, 2011) p.153.
一九九八年、国際児童図書評議会、第二十六回世界大会での、美智子皇后による基調講演の中に、次のような御言葉がありました。
「読書は、人生の全てが、決して単純ではないことを教えてくれました。私たちは、複雑さに耐えて生きていかねばならないということ」
ボストークちゃんのインタビュー(77件) – 「葉隠について、思われていることを教えて下さい」 – ザ・インタビューズ (引用部のみ: TAKAGI-1 たんぶら)
葉隠の面白いところは、
「四の五の言わず、下らんことを考えず、即切り込みに行け」
的な発言がある一方で、
「長生きすれば誰でもいつかは一番になれる」
と真逆のことを言う点です。
世界は万事、裏と表の面を持つわけで、
「Aは正しい。だが、こっそり言うが、Bという面がある」
という二重性を秘めている点を理解している点です。
動的:
どっちも正しくて、両派の間を人が行ったり来たりしているのが良い状態
闘争:
マルクス, エンゲルス=著, 大内 兵衛, 向坂 逸郎=訳 : 共産党宣言 (岩谷文庫, 2007) p.10. (エンゲルスによる「1883年ドイツ語版への序文」)
したがって(太古の土地共有が解消して以来)全歴史は階級闘争の歴史、すなわち、社会的発展のさまざまな段階における搾取される階級と搾取する階級、支配される階級と支配する階級のあいだの闘争の歴史であった。
平行線:
対論の並べ合い。妥結を処理とするか。平行線の保持を処理とするか。 #kyoukaisen #mbs
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) 2011, 11月 19
交わるだけじゃない。平行線という考え方。 #Kyoukaisen #HORIZON
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) 2011, 12月 25
本日 7月7日深夜 26:28~ #MBS 「境界線上のホライゾンII」放送開始。議論を平行線にすることによって、互いに共存し、互いに関係・影響・作用し続ける状況をつくるという思想を提示した作品の第2弾。#kyoukaisen ##
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) 2012, 7月 7
#境界線上のホライゾン 考えてみれば、史実のヴェストファーレン体制は、各国が一つに(神聖ローマ帝国のもとに)ならず、各国が相立ち、平行線を実現したものなのだ。 #horizon
— TAKAGI-1 高木 一 (@takagi1) 2012, 9月 30