西川ヘレンさんだったのか。
「ワタシ日本語ワカリマセーン」は、(私の履歴書)西川きよし(7) 運命の出会い 恋の相手は看板女優 体調不良のヘレン杉本を看病 :日本経済新聞 2022/10/7, 朝刊, 40面.
ある日、吉本新喜劇のマドンナ的女優だったヘレン杉本が我が家にやってきた。後の妻となる人だ。私と同い年で、芸能界入りしたのも相前後していたが、米国人を父に持ち、日本人離れした容姿から、すでにスターだった。関西弁を不自由なく操るのに、いざ都合が悪くなると「ワタシ日本語ワカリマセーン」と煙に巻くギャグでいち早く人気をつかんでいた。