とある芸能スキャンダル騒動から思索したこと:
広告やプロパガンダにおいて語られる「ハロー効果」は存在する。
「ハロー効果」は、擬人化から始まる。商品を、広告タレントに擬人化するのだ。
「ハロー効果」の強さは、知名人の、社会による認識の強さである。
即ち、〈知名度〉×〈人々がその知名人にもつ認識の似通りの度合い〉 である。
〈人々がその知名人にもつ認識〉は、ブランドといってもよい。
〈人々がその知名人にもつ認識の似通りの度合い〉を上げるためには、その知名人が単純であることが求められる。
しかし、その知名人が社会に住まう現実の存在である以上、単純であることは困難である。
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