すべきこと(戦術ではなく戦略)の参考情報は、過去の内にはなく、現在の外にある。
投稿者: takagi1
与えられた新しいシステムの短所を補う方法
与えられた新しいシステムの短所を補う方法を特許にする。
対策は大きくふらなければならない
対策は大きくふらなければならない。
対策を実施した箇所は、過去のもの(:失敗を生んだもの)と大きく変わらなければならない。
大事な部品だと主張するならば
大事な部品だと主張するならば、その部品の設計が妥当であることを説明できなければならない。
穴の機能
除去機能――低効率部分の除去による
●所要材料量を削減させる。
●軽量化させる。
受入機能――空間の発生による
●他部品に機能を果たさせる。
●貯蔵する(低速な送出・受入)。
力学的機能――面の発生による
●垂直受圧面を生じさせる。たとえば、棒を突っ込んだ上で、外部から棒に入力された力やモーメントを、この面を通じて受け取らせることができる。
●表面積を拡大させる。接着などに役立つ。
熱流体的機能――通路の発生による
●入口・出口を均一にする(バランスさせる)。
●不要物を排出する。
●流れと流れに伴う現象を発生させる。たとえば、差圧(圧力損失)、対流熱伝達など。
科学技術の段階を考える上での4つの対立軸
科学技術を段階を考える上での4つの対立軸を考えた。
● 知は、技術により生産されたか、それとも技能により生産されたか。
● 知は「なぜか」を表現するか、それとも「ということ」を表現するか。
関連:
2種類の発見
ヘンリー・ペトロスキー=著, 中島 秀人・綾野 博之=訳 : 橋はなぜ落ちたのか―設計の失敗学 (朝日選書, 2001) p.110.
数学者や科学者達が必ずしも思い出したがらない事実だが、技術の相当数はまず成功した後にその理論的理解が生まれたのである。もちろん古典的な例は蒸気機関であり、熱力学の工学が成立するはるか以前にそれは発明され、高度の信頼性にまで発展した。実際、動く蒸気機関という人工物自体が、その動作についての理論を呼び起こしたのである。
● 現象の観測は可能か、それとも不可能か。
● 現象の原因の制御は可能か、それとも不可能か。
関連:
駆使できるということ
技能としての科学
橋本 毅彦 : 描かれた技術 科学のかたち―サイエンス・イコノロジーの世界 (東京大学出版会, 2008) p.247.
ファインマン図は、ファインマンから彼の図について、そしてシュヴィンガーから数学的計算法について直接の教授を受けたフリーマン・ダイソンによって利用法が明確化されたが、それでも若い科学者が実際に特定の問題の解決に応用するためにはダイソンやダイソンから直接訓練を受けた物理学者に利用法を教えてもらう必要があった。カイザー[:アメリカの物理学史家 デヴィッド・カイザー]はこのような理論物理学における概念図の利用法の伝達が、論文などの出版物を通してだけでは成り立たず、実際にマンツーマンで教え込まれることによってなされたことを指摘するのである。
すべてが「機械」によって記録される世界
現在は、すべてが「機械」によって記録される世界である。
そして、「機械」記録情報は、分析に向いている。
最高の歯車に
形容詞・副詞は主観である
形容詞・副詞(数値情報をの除く)は主観である。客観ではない。
形容詞・副詞は飛ばし読みすること。