リーダーについての、最近のまとめ

● リーダー は、予定が埋まっていないことを良しとせよ

常に突発的事態の対処を見据えよ。知らなかった・忙しかったでは、済まされない。

Twitter / @takagi1: 20巻pp.108-109. 「権力の座にあるものは確信犯であることからまぬがれえないのだ!」 #沈黙の艦隊_耐久読書

Twitter / @takagi1: #nhk 戦闘指揮は、無視界操縦。気づいたところで自軍を制御できない。だから、早期警戒と通信が大事。

緊急対処のために、マルチロール者との連携を密にとり、彼の仕事を、自由に差し替えられる状態を保て。

● リーダーは、局所の顕在的な問題よりも、大所の潜在的な問題に注意せよ

前者は誰にでも対処できるが、後者はリーダーにしか対処できない。

● リーダーは、明言せねばならない

Twitter / @takagi1: そろそろ「戦争」を運営せねばならないか、すなわち不確実性のなかで明言する、それが担当者ではなくリーダーの仕事だと。それは、If-then関係と最適化によって為される行為ではない。

● リーダーは、社外パートナーとの信頼関係構築に気を払うこと

Twitter / @takagi1: …最終目標が大きいものであるほど、目標達成の成否は倍化の能力に支配される。 #g_age

● リーダーは、将来には楽観的であれ

Twitter / @takagi1: N氏談。「指揮官は、部下の前では、現在には厳しくあれども、将来には楽観的であれ。将来に楽観的でなければ、部下が萎縮してしまう」。

※註:
本記事は、決して包括まとめではない。仕事 | TAKAGI-1の科学・技術的日々Blog 一番星 旧: 仕事 を併せ読んで、未熟な私の知る限りが分かるだろう。

関連:
出川 通 : 技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書, 2004) pp.57-58.

筆者が実感として持っている、プロジェクトマネジメントの三カ条を挙げて本章のしめくくりにしたいと思います。

(1) 率先垂範とは自分が全部やることではない。とるべきリスクはきちんととり、メンバーへのリスク転嫁をしないということである。
(2) 開発は不確定要素(不安要素)が非常に多い業務である。だからこそ、常に明るく、楽観的にふるまう。
(3) 社外(顧客、パートナー)との信頼関係の構築を優先させること。その後が社内。

供給体制における環状路線

供給体制における環状路線は、冗長な路線に結節された、当該結節点の間の、両方向に移動できる区間である。

即ち、

A→B⇔⇔C⇔⇔D
└→→→→┘

の場合、B-C区間は、環状路線である。(両方向に移動できる区間を「⇔」印で表わす。A-BとA-Cが直結され、冗長な路線が存在している。)