羊の群れ「農夫の少年、冬」

橋本 毅彦 : 描かれた技術 科学のかたち―サイエンス・イコノロジーの世界 (東京大学出版会, 2008) p.160.

羊の群れのごとき巻積雲を描写したロバート・ブルームフィールドという詩人の詩「農夫の少年、冬」を、ハワード [:ルーク・ハワード Luke Howard (1772-1864)]は引用する。

漂う雲のその上の / (さらに彼方は静穏で)
雲の山並み外れ雲 / 雪の白さと端正さ
東西広く限りなく / 動かぬ群れの美しさ
驚く胸に響く名は / 永久に偉大な羊飼い