強力な力を利用するには、
・強固な連結器
・応力緩和装置
・制御装置
が必要である。
機関車牽引の列車において、それぞれの役割を果たすのは、以下のとおりである。
・強固な連結器 : 機関車-客車の間の連結器
・応力緩和装置 : 客車、座席シート
・制御装置 : 運転手と機関車の制御装置
強力な力を利用するには、
・強固な連結器
・応力緩和装置
・制御装置
が必要である。
機関車牽引の列車において、それぞれの役割を果たすのは、以下のとおりである。
・強固な連結器 : 機関車-客車の間の連結器
・応力緩和装置 : 客車、座席シート
・制御装置 : 運転手と機関車の制御装置
回転機械は、エネルギーの輸送において効率がよい。
回転軸は連続運動をし、また空間を有効利用する。
強度が必要な品物を山形鋼(アングル、L字型鋼)を利用してつくる設計において重要なことは、
L型の鉛直辺を削らないこと
である。
山形鋼の強度は、鉛直辺によって実現されている。強度が必要な部分において、鉛直辺を削ってしまったら山形溝を使う意味がない。
逆に言えば、鉛直辺をどこに配置するかが一番最初に決まるのだ。
鉛直辺 * と干渉してはいけない領域を計画図上に描いていく。そして、隙間を縫うように平行な2線を描けば、そこにL型の鉛直辺を収めればよい。
ここで重要なのは、
L型の鉛直辺の肉厚は、多少薄くてもよい
ということである。
肉厚 t を減らしても、辺の長さ h を長くすればよい。断面係数 Z は、t の1乗、hの2乗に比例するのだ。
* L型内角のRはこの時点では考慮しなくてよい。
Twitter / @TAKAGI-1 高木 一: 設計とは、要求性能を大きさ・形・材質の組み合わせに変換する逆解析である。逆解析手法が貧弱であるため、設計では仮に置いた設計解から性能を予測する行為が繰り返し行われる。 (2010/ 3/14 9:30pm)
私が今日主張したいのは、設計の本質的な情報変換の流れ Input → Output は、あくまで、
要求性能 → 大きさ・形・材質の組み合わせ(を描き・書き表わした図書)
であるということだ。
仕事としての設計において、性能予測の回数は少なければ少ないほどよい。
新田 尚, 二宮 洸三, 山岸 米二郎 : 数値予報と現代気象学 (東京堂出版, 2009) p.192.
必然の流れは安易な実現を意味しない.
科学研究者、社会研究者が導きだす解は、一般解です。技術者、参媒が導きだす解は、特定解です。
ある瞬間の1人の人間・1つの集団にとって最も価値がある解は、現在および未来の状況・要求に即した特定解です。
発想の元:
大前 研一 : 続・企業参謀 (講談社文庫, 1986) pp. 217-218.
戦略を立案する参媒には、一般論はいらない。戦場はどのような理論や手法で記述できても、そこから導き出された解と、それに続く行動に誤謬があれば、何の役にも立たない。
大前 研一 : 企業参謀 (講談社文庫, 1985) p.210.
シンクタンクによって取り扱われるテーマには主語がない。「研究所」である以上はそれでよいのであるが、「だれにとって……」という部分が抜けているのである。すなわち、「鋳物購買の立地はどこがよいか?」の主語は、トヨタでも日産でもよいのである。いや、逆にトヨタにも日産にも当てはまらないかもしれない。しかし、「日本の自動車業界一般にとっては」適用される一般論なのである。また、こうした一般論の認識は重要でもあり、かつ分析、研究にも高度の技術が必要なのである。シンクタンクといわれる所以である。
では、一般論ではなく、特定の主語を入れるためにはどうしたらよいか? … 話は、マクロエコノミックなベースでは進められないことがただちに理解される。一般解ではなく、特定解を見出さなくてはならない。
人類の物質的豊かさの要因は、意志・工学・技術であると考えます。
● 意志: 望み・欲求を決定する。
工学倫理は、その一分野である。
● 工学: 望み・欲求を叶える現象を起こすために、何(変数)をどの値に変化させればいいのかを見つけることが目的である。特に、人間が技術により意のままに設定できる・設定できそうな変数に注目する。
品質工学は、現象をバラツキなく変化させる変数を重視する。
● 技術: 変数の値を意のままに操る(制御する)方法、あるいは 設定したい値をもった物を実現させる方法である。
発想の元:
大前 研一 : 企業参謀 (講談社文庫, 1985) p.196.
私は「与えられた面積の森林から最大の収穫を得るというのは、どのような変数をコントロールするのか?」という質問に切りかえた。
ご参考:
鎌池 和馬 : とある魔術の禁書目録 8 (電撃文庫, 2009) p.186.
「ええ。いくら価値ある『残骸 [レムナント]』を手に入れても、私一人では修復できないわ。だからそれを組み立てられる技術と知識、そして目的を持つ集団が必要だった」