「諸元」という言葉がよく分かっていなかったのだが、
『初弾命中。同一諸元。効力射!』
という用法で理解した。
諸元とは、ある一定(以上)の結果(=パフォーマンス)をもたらす「諸」々の「元」なのだ。
『初弾命中。同一諸元。効力射!』でなら、結果とは、目標への射撃の命中(あるいは、目標の打撃)であり、これをもたらす諸々の元が、射撃諸元なのである。
重要な視点は、諸元は、結果でないことである。機械の製造者は、機械の諸元を結果だと捉えてしまいがちであるが、その機械を使って成し遂げられることが結果なのである。