上下・左右にエンジン推力を偏向できるノズル (上下あるいは左右、どちらか一方向のみ偏向可能なものは「2次元」と表現される)。
Su-30MKI
1997年に初飛行、1998年から配備が開始されたインド向けのSu-30MKIは、Zhuk-PH N011フェイズドアレイレーダーを持ち、またSu-37で培われた推力偏向ノズルをさらに進化させたAL-31FPおよびAL-37PPをもち、3次元推力偏向能力をもちます。このことにより世界初の3次元推力偏向エンジンを持った実用戦闘機となりました。恐らくはSu-30MKIはSu-37の機動性を上回るでしょう。
PAK FA (航空機) – Wikipedia (2011年12月3日 (土) 08:27 の版)
候補機
T-50T-50の仕様に関する信頼できる情報はまだ少ないが、アメリカのF-22に対抗するために高度なステルス性と、サトゥールンAL-41ターボファンエンジン(推力14.5t程度)2基の搭載によってアフターバーナー無しでのスーパークルーズの実現を目指していると伝えられる。また、Su-47と1.44の技術を取り入れていると言われている。ノズルは推力偏向式でそれぞれ左右に+-16度、上下に+-20度ずつ可動し、高い空中機動性を発揮するともいわれる。
なお、ベールクト(Su-47, S-37 Berkut)には搭載されていない。
Su-47 (航空機) – Wikipedia (2011年12月7日 (水) 19:42 の版)
TVC(推力偏向システム)が搭載されていると誤解されるが、現時点では、排気系は通常のノズルである