研究成果が文化を生んだか

研究成果が文化を生んだか2016年のノーベル生理学・医学賞を、東工大栄誉教授の大隅 良典氏が受賞される。

この発表以降 多く語られることは、〈ノーベル賞受賞は研究成果が発表されてから、二、三十年かかる〉ことである。

しかし、その二、三十年間に何もないわけではない。この間に、研究成果の方法・考え方が広まり、文化、つまり(学術界での)社会的なものになるのだ。

ノーベル賞選定に、成果が文化を生んだか、成果後の受賞者自他の活動が文化を産ませたかどうかの評価が含まれていることは、間違いないだろう。

初出:
Facebook 2016/10/23

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