水素チャンネルニュース 第252回 2025年7月5日号

水素チャンネルニュース
第252回 2025年7月5日号

この番組は、水素エネルギーに関するニュースをお伝えするラジオ番組です。

お聞きいただきまして、ありがとうございます。キャスターの新浜メチスです。

今回は、およそ2025年6月21日から7月5日までのニュース、記事35本です。では、スタートです。

【1】7月3日の環境ビジネス。「JFEテクノ、液体アンモニア環境試験設備開発 受け入れ開始」、引用、JFE テクノリサーチ(…)は7月1日、「液体アンモニア環境材料評価試験設備」を新たに導入し、…評価試験サービスの受託を開始した。( https://www.kankyo-business.jp/news/756a907c-161e-4222-b385-de48abc3465b )

【2】7月2日の環境ビジネス。「安全で円滑なアンモニア燃料補給実施に向け、ガイドライン策定 国交省」、引用、省は6月30日、アンモニア燃料を船舶に補給(バンカリング)する際の、安全確保に必要な実施すべき事項をまとめたガイドラインを策定し公開( https://www.kankyo-business.jp/news/76421905-50e8-4061-b85b-f6431646fb63 )

【3】7月3日のYOMIURI ONLINE。「【EXPO×経済】水素とCO2が原料の合成燃料、脱炭素の「救世主」…万博で始動する「未来の燃料」」、引用、通常のガソリンにある液体を5%程度混ぜたものが給油される。その液体とは…合成燃料(イーフューエル)だ。( https://www.yomiuri.co.jp/expo2025/20250703-OYO1T50023/ )

次の2本の記事は、同じニュースです。
【4】7月3日の日本経済新聞。「豪州最大のグリーン水素計画中止、丸紅や関電も撤退 脱炭素に逆風」、引用、生産コストが高く、2024年に現地の州議会選挙で誕生した保守系の州政府が追加出資を取りやめたことが決定打となった。( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM302PJ0Q5A630C2000000/ )

【5】7月4日の日本経済新聞。「豪最大「グリーン水素」頓挫 州政府、追加支援見送り 補助金頼みの脱炭素限界 丸紅・関電など撤退」、引用、クイーンズランド(…)州で州政府系エネルギー企業スタンウェルが進めていた「CQ-H2」プロジェクト( https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89802010T00C25A7FF8000/ )

次の2本の記事は、同じニュースです。
【6】6月30日の時事ドットコム。「ホンダ、次世代燃料電池工場の稼働延期 補助金も返上、水素の普及遅れ」、引用、ホンダは30日、次世代燃料電池システムの専用工場の稼働時期を延期すると発表した。2027年度の生産開始を予定していたが、当面未定( https://www.jiji.com/jc/article?k=2025063000956&g=eco )

【7】7月4日の環境ビジネス。「ホンダが燃料電池事業で軌道修正した理由―水素は死の谷を越えられるか?」、引用、ホンダ)は6月30日、「次世代燃料電池モジュール新工場(栃木県真岡氏)の計画変更」を公表…当初2027年の稼働を目指したが撤回した。( https://www.kankyo-business.jp/column/934ee5c7-bdd5-4210-a0ed-0817c6bcb57d )

次のニュースです。

【8】7月4日の日刊自動車新聞 電子版。「揺らぐFCVの普及シナリオ、米国の再エネ優遇後退で日本メーカー正念場 水素の重要性は不変」、引用、〝震源地〟は米国だ。トランプ政権は1兆円を超える水素関連の支援策を縮小する方針。( https://www.netdenjd.com/articles/-/319783 )

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「メチスの目」!

人工知性 新浜メチスで培った技術と、蓄積された水素エネルギーニュースのデータを掛け合わせて、最新の注目記事を選抜します。

本日ここまでで紹介した記事以外に、注目の記事はこれ!

次の2本の記事は、同じニュースです。
【9】7月4日の三菱重工。「MHIET、水素混焼が可能な450kWガスコージェネレーションシステムの販売開始 実証試験で信頼性を確認」( https://www.mhi.com/jp/news/25070402.html )

【10】7月4日の日本経済新聞。「三菱重工系、水素を15%混ぜて燃やせる熱電併給設備」、引用、三菱重工エンジン&ターボチャージャ(…)は4日、…「ガスコージェネレーションシステム」の新製品を発売した。水素を体積ベースで15%混ぜた状態での燃焼が可能( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC045Z90U5A700C2000000/ )

次のニュースです。

【11】6月27日の人民網日本語版。「中国初の水素・電動タグボートが青島港に配備  複数の技術的空白を埋める」、引用、中国初の水素・電動タグボート「?電?1」号が26日、山東港口青島港に配備された。( https://j.people.com.cn/n3/2025/0627/c95952-20333735.html )

【12】7月2日の日本経済新聞。「神鋼環境ソリューション、沖縄に水素発生装置納入 燃料電池車に充填」、引用、水素発生装置は石油販売のりゅうせき(沖縄県浦添市)が沖縄県うるま市に持つ油槽所に納めた。( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF017OR0R00C25A7000000/ )

「メチスの目」はここまでです。

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次のニュースです。

【13】7月3日の日本経済新聞。「三菱ガス化学、オーストラリアの水素採掘企業に出資 トヨタなども」、引用、三菱ガス化学は3日、…発表した。…ゴールド・ハイドロジェンに出資する。同社は…「天然水素」を発見し、その商業採掘をめざしている。( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC031UJ0T00C25A7000000/ )

【14】6月27日の日経ビジネス。「ビル・ゲイツ氏も注目「天然水素」、白馬村でも観測 JOGMECが国産化へ調査」、引用、天然水素は地中で自然発生した水素ガスで、…日本では長野県白馬村で観測されている。( https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00332/062400106/ )

【15】7月3日の福島民友新聞社 みんゆうNet。「「可搬式水素発電装置」開発 大熊の新興企業、2種類受注開始」、引用、「OKUMA TECH(オオクマテック)」(大熊町)は2日、可搬式水素発電装置を開発したと発表した。1日から本格的な商用化に向けて受注を開始した。( https://www.minyu-net.com/news/detail/2025070309055938071 )

次の3本の記事は、同じニュースです。
【16】6月27日の大阪ガス。「ケミカルルーピング燃焼原理を用いた電力・水素・CO2同時製造技術に係る実証試験の開始について」( https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2025/1788592_58387.html )

【17】7月1日の環境ビジネス。「大阪ガス、電力・水素・CO2を同時製造 2027年度から実証開始」、引用、大阪ガス(…)は6月27日、JFEエンジニアリング(…)と共同で、ケミカルルーピング燃焼技術を用いて…製造するプロセスの実証試験を開始すると発表した。( https://www.kankyo-business.jp/news/872d9423-2013-4c41-a0f7-6278aeb2d3b7 )

【18】7月1日のMONOist。「バイオマスや有機廃液からクリーンな電力や水素を、高純度のCO2の分離/回収も」、引用、JFEエンジニアリングは2025年6月27日、大阪ガスと共同で開発を進めているケミカルルーピング燃焼技術が…助成事業に採択されたと発表( https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2507/01/news019.html )

次のニュースです。

【19】7月2日のスマートグリッドフォーラム。「日立パワーソリューションズ、既設ガスコージェネに後付けできる水素混焼ユニット」、引用、後付けできる水素混焼ユニットを2025年7月1日に発売した…水素を体積比20%までの割合で天然ガスと混焼できる。…6月30日に発表( https://sgforum.impress.co.jp/article/5537 )

【20】7月3日の愛知県。「有限会社位田モータースの低炭素水素製造事業計画を 「中部圏低炭素水素認証制度」に基づき認定しました」、引用、認定年月日 2025年7月3日(木)( https://www.pref.aichi.jp/press-release/20250703teitansosuiso.html )

【21】7月1日の環境ビジネス。「川崎重工など造船3社,水素運搬船の共同量産を検討 その狙いは?」、引用、川崎重工業(…),今治造船(…),ジャパンマリンユナイテッド(…)は6月2日、液化水素運搬船の建造体制構築に向けた共同検討を始めたことを明らかにした( https://www.kankyo-business.jp/news/93e35795-4ce8-4a0a-ac07-10dd26e6118a )

【22】7月5日のスマートモビリティJP。「船舶が風の力で水素を作る。商船三井の「ウインドハンタープロジェクト」がNEDOの補助対象に採択」、引用、2025年6月3日、…NEDO)の補助事業に、商船三井が推進しているウインドハンタープロジェクトが採択された。( https://smart-mobility.jp/_ct/17776405 )

【23】7月4日の東京都 足立区。「講座「水素バスで行こう! 水素情報館『東京スイソミル』」〔令和7年8月11日(月・祝)開催〕」、引用、開催日時 2025年8月11日(月曜日)( https://www.city.adachi.tokyo.jp/kankyo/kurashi/kankyo/07kouza0811.html )

【24】7月4日の芝浦工業大学。「水素技術と先進エネルギーシステムに関するシンポジウム(主催:AGHクラクフ大学)を開催しました」、引用、2025年7月2日(水)~4日(金)の3日間、芝浦工業大学豊洲キャンパスにて…開催しました。( https://www.shibaura-it.ac.jp/headline/detail/AGH.html )

【25】7月5日のカワサキイチバン。「水素で『移動本能』を刺激せよ! トラウデン直美が体験するカワサキの描く未来のモビリティ」( https://www.kawasaki1ban.com/news_topics/63717/ )

【26】6月24日の環境ビジネス。「東電、メガソーラー併設グリーン水素製造設備を江東区に設置へ 28年度稼働」、引用、6月20日、…江東区の「中央防波堤外側埋立処分場」で、メガワット級の太陽光発電設備やグリーン水素製造設備を整備すると発表した。( https://www.kankyo-business.jp/news/263a5811-4ce9-43a5-941a-123ace4a9c0e )

【27】6月11日のサントリー。「「サントリーグリーン水素ビジョン」を発表 ― 「やまなしモデルP2Gシステム」を活用し、2027年以降国内で初めてグリーン水素の製造から販売までを一気通貫で取り組む ―」( https://www.suntory.co.jp/news/article/14825.html )

【28】6月27日の岩手日報。「再生可能エネルギーでつくる「グリーン水素」活用へ 岩手県が企業と連携、事業モデルを構築」、引用、26日…。県は本年度、再生可能エネルギーでつくる「グリーン水素」の活用に向けた検討を本格化する方針を示した。( https://www.iwate-np.co.jp/article/2025/6/27/184516 )

【29】6月24日の三井物産。「水素は身近なエネルギーになる。愛知から始まる「低炭素水素モデルタウン事業」の展望」( https://www.mitsui.com/solution/contents/column/low-carbon-hydrogen-model-town-project-starts-in-aichi )

【30】6月23日の日本経済新聞。「パナソニックと川崎重工、ルーマニアで水素事業 政府も支援」( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2223G0S5A620C2000000/ )

【31】6月25日のAFP通信。「韓国・現代自動車が描く“水素社会”の未来…忠清北道にクリーンエネルギー拠点誕生へ」、引用、現代自動車グループは24日、「忠清北道水素都市造成事業のための業務協約(MOU)」を締結した。( https://www.afpbb.com/articles/-/3585240 )

【32】6月26日のResponse.jp。「ダイムラーが水素トラック開発加速、2026年末までに100台の顧客試験」( https://response.jp/article/2025/06/26/397483.html )

【33】6月27日のInvesting.com。「LEAGが東ドイツの110MW水素プラント計画を延期」、引用、ドイツの石炭採掘・発電会社LEAGは,東ドイツのザクセン州に計画していた110メガワットのグリーン水素生産プラントの計画を延期することを決定…。同社は金曜日に発表( https://jp.investing.com/news/company-news/article-93CH-1158096 )

【34】7月2日のMIT Tech Review。「砂漠の国・ナミビア、世界初「水素立国」への夢」、引用、ナミブ砂漠の豊富な太陽光を武器に、2050年までに世界の水素生産量の1割を担う構想だ。( https://www.technologyreview.jp/s/364363/namibia-wants-to-build-the-worlds-first-hydrogen-economy/ )

【35】7月4日のResponse.jp。「トヨタ、インドでグリーン水素発電システム共同開発へ」、引用、トヨタ・キルロスカル・モーター(TKM)は、PEM水素技術プロバイダーのオーミウム・インターナショナルとの間で、…覚書(MOU)を締結した。( https://response.jp/article/2025/07/04/397859.html )

ニュースは、以上です。

今回お届けしました記事へのリンクは、動画の説明欄をご覧ください。

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アドレスは、https://takagi1.net/h2
たかぎいちドットネットスラッシュエイチツー です。

次回は、7月13日 日曜日の予定です。また、お会いしましょう。
お相手は、新浜メチスでした。
バイバイ。