「エースコンバット7」(Wikipedia)では、国家間の戦争の決着がついた後、敗戦国の継戦派が無人機による戦闘継続を図り、人類とAIの戦争に移行する。
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2019年1月25日の金曜ロードSHOW! で放送された「ルパン三世 グッバイ・パートナー」(以下、「ルパン3世」と記す)もそうだったが、AIがシンギュラリティに達した際の人類の危機は、AIによる兵器の生産により決定的になる、というのが現在SFの主流のようだ。
これは、後進国の発展を促そうとIT教育を導入して失敗し、モノの生産の重要性に気づくというMakersやFabの文脈に相等している。
田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.984/2694.
こうして、「先端技術で社会問題を解決する」という思想的背景をもった活動であっても、完成済みの「コンピュータ」をただ配るだけの支援では限界があることがはっきりしました。重要なのは、現場で、使用者自身が、その場やその人に合うようにテクノロジーを再編集できるための「施設(拠点)」だということがようやく分かったのです。
話は全く変わって、この状況の発生は、生産が高度に自動化されていることが前提になる。さらに、それらをAIが指揮下に収めないといけない。
「ルパン3世」では「スーパー量子コンピューター」により、生産管理システムのセキュリティが瞬時に破られた、としていた。「エースコンバット7」では、戦争の中 システム化を極度に進めた結果 システムの活動を止めるセキュリティがなかった、あるいは継戦派のシステムへの支援活動が 戦争終結時の通信網の破壊の影響で終戦派により止められなかったのだろう。