科学ちゃん

〈科学の方法〉に注目して、科学を擬人化した:

科学ちゃんは、
まだまだ子供だけれど、巨人の子供なので、肩の上に人を載せられます。

食べ物は、「反証に晒される」ものしか食べません。

「誤り」な食べ物は、既に食べていても、吐き出します。

お友達の文学ちゃんは、文豪が亡くなるたびに飲んだミルクを吐き出してしまうので、赤ちゃんから成長できていません。

補足:
岸田 一隆 : 科学コミュニケーション――理科の〈考え方〉をひらく (平凡社新書, 2011) p.162.

人間は社会的な生き物であり、人間の脳は人間の心とコミュニケートするようにできています。だから人間は、世界を物理的に解釈するよりも、心を持った擬人的な存在として解釈する方が容易なのです。