ブータン国王陛下の国会演説の構成を整理する

ブータン国王陛下の国会演説の構成を整理するジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク ブータン国王陛下 の国会で演説(演説全文、2011/11/17)の構成を整理する。予め、構成を整理するという不敬、および、構成に着眼するという優先順位の不適を、お許しいただきたい。

・機会を得たことに対して感謝する。聴者の存在に言及し、特に相手組織の権威を尊重する。

・自分が自組織の正当な代表者であることを明言する。

・時事。不幸は分かち合う。幸福は共に祝う。自組織と相手組織の共通点を語る(「○○ N周年」は、共通点になる)。

・論理的・分析的な目から、相手組織について褒める。

 間に『ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。』が挟まれた。

・第三者的・客観的な目から、相手組織(のアウトプット)について褒める。

・相手組織の方針に関する支持を表明する。

・自組織の普遍的事項・現在完了 (誇り)を語る。

・自組織の現在進行・将来 (希望)を語りつつ、自組織と相手組織の関係進展の願いを語る。

・自組織に特有なパフォーマンスをし、その意味を語る。

・感謝の言葉。

  参考にしたテキスト:「国民総”幸福”量」を重んじるブータン国王が国会で演説 全文 | ニコニコニュース

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