受け継がれる

福男選び開門役に初の女性 東日本被災地から「福女」 – 毎日新聞 (Web 2018/12/29。2018/12/30 朝刊 21面 に同内容記事)

「福女」は、東日本大震災で被災した岩手県北上市の会社員、阿部美由紀さん(36)。同県釜石市で節分の前後に開かれる「韋駄天(いだてん)競走」女性部門の2017年、18年の覇者だ。

 韋駄天競走は、西宮神社の福男選びをモデルに14年から始まり、一番乗りには福男、福女などの栄誉が与えられる。市民約1200人が当時難を逃れた高台にある仙寿院まで駆け上がり、津波避難の継承も兼ねている。