深層学習とロボットとの融合の際には、通信量の増大が予想される

深層学習(ディープラーニング)を実行するには、電力がいる。深層学習の演習本に、1~2kWの電源を用意してください、と書いてあって、お茶吹いた。

清水 亮 : はじめての深層学習(ディープラーニング)プログラミング (電子版) (技術評論社, 2016 〈底本は技術評論社(2017)〉) No. 196/3475.

・電源:1000W~2000Wのもの

電源は非常に重要です。深層学習におけるトラブルの中でも少なくないのが電源が壊れるという問題です。一般の使われ方を想定したPC用の電源では本格的に学習をするとすぐに壊れてしまいます。

だから、かわいく動き回るロボットの本体に、深層学習機能を組み込むのは非効率であり、深層学習の計算は電力・冷却能力が確保されたデータセンターで実施される。よって、深層学習とロボットとの融合の際には、通信量の増大が予想される。

初出:
Facebook 2017/ 4/14

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