NHKニュースで、年末の風物詩として、ブリ(鰤)だけの競り(せり)の様子が紹介されていた。
そこで、思ったのは、競りとは、誰にも文句を言わせない、高速な、集団による意思決定の様式だということである。
NHKニュースで、年末の風物詩として、ブリ(鰤)だけの競り(せり)の様子が紹介されていた。
そこで、思ったのは、競りとは、誰にも文句を言わせない、高速な、集団による意思決定の様式だということである。
設計とは、媒体と反媒体の配置を決める行為である。
・肉の設計: 肉、即ち、荷重を受け持つ構造は、応力、より正しくは、運動量の媒体である。
・通路の設計・隙間の設計: 通路・隙間を埋める流体は、媒体である。通路・隙間の枠は、反媒体である。
・筐体の設計: 筐体は、外乱・反〈目的〉な現象に対して反媒体であり、意志・合〈目的〉な現象に対して媒体である。
設計が扱う対象が媒体と反媒体を配置だ、という視点をもてば、設計行為が扱える領域を広く考えることができる。