技術哲学

〈テクノ新世〉AIは「異星人の知性」 マルクス・ガブリエル氏に聞く. 日本経済新聞, 2023/ 7/14, 朝刊, 7面.

テクノロジーは哲学の重要なテーマであり続けている

ルネ・デカルト (1596~1650年)

「近代哲学の父」と称されるフランスの哲学 ・数学者。物体と精神をそれぞれ別のものととらえる「心身二元論」を唱え、近代科学・合理主義の基本となる思想を打ち立てた。「AI(人工知能) に心は宿るのか」という議論は、この心身二元論を踏まえているといえる

イマヌエル・カント (1724~1804年)

ドイツの哲学者。 理性を使って道徳や真理を探究し、自律して生きることに人間の尊厳があると説く一方、「科学に客観的根拠はあるか」「科学が万物を説明するなら人間の価値や自由はどこにあるか」と思索した。主著 「純粋理性批判」 は人間が知りうるものの範囲などを明らかにしようとする内容で、現代に至る哲学に道を開いた

マルティン・ハイデガー (1889~1976年)

ドイツの哲学者。 冷戦時代、原子力を軸にテクノロジーについて考察した。 原子力は 現代を象徴する技術であり、 最も支配的な脅威だと喝破したうえで、性急に利便性や効率だけを追求するのではなく、 テクノロジーと人間の関係を根底から問い直していくことが必要だと主張した

ハンナ・アーレント (1906~75年)

ドイツ出身の米国の政治思想家。ハイデガーの教えを受けた。 戦後に活用が始まった原子力を 「宇宙の力」と呼び、 自然の中に本来存在しないものを導入することで起こりうる問題を考察した。戦争や事故による生命の危機だけでなく、その脅威が公共性を破壊し、人間の自由を奪うと警鐘を鳴らした

ハンス・ヨナス (1903~93年)

ドイツの哲学者。いま生きている人間はこれから生まれてくる人間に対する責任を負うという「未来倫理学」の論者のひとり。 もし目の前に乳飲み子が一人でいたらそれが他人の子であっても保護するように、まだ存在しない未来の人間を守るのは当然の務めだとし、未知の領域が広がる科学技術についての倫理の確立を主張した

ポール・K・ファイヤアーベント (1924~94年)

オーストリア出身の科学哲学者。主著「方法への挑戦」では 「科学は常に空隙や矛盾に満ちており、宗教や神話と同列のものだ」と断じるなど、過激な科学批判を展開した。アナキズム的な哲学者だが、偏見や先入観に陥りやすい科学の弱点を鋭く突いた思索は、現代の科学信仰を揺るがす視点を含んでいる

ユルゲン・ハーバーマス (1929年~)

ドイツの哲学者・社会学者。クローン技術について鋭い批判を展開している。本来偶然によって誕生する生命が科学技術でつくり出せるようになると、私たちが考えてきた 「自然」と「技術」との境目が曖昧になること危険視。人間が自らの肉体に対して持つ尊厳が失われてしまうと説く

水素チャンネルニュース 第182回 2023年7月2日号


水素チャンネルニュース
第182回 2023年7月2日号

この番組は、水素エネルギーに関するニュースをお伝えするラジオ番組です。

お聞きいただきまして、ありがとうございます。アナウンサーの新浜メチスです。

今回は、およそ2023年6月24日から7月2日までのニュース、記事22本です。では、スタートです。

次の4本の記事は、同じニュースです。
【1】6月29日のTBS。「水素エンジン搭載のトラック出発式 1度の補充で300キロを走行可能」( https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tut/569137 )

【2】6月28日の北日本新聞。「「水素トラック」実証走行 トナミ運輸・北酸など、25年度市販化目指す」、引用、「水素エンジントラック」の実証走行出発式が27日、富山市栗山のとやま南水素ステーションで行われた。( https://webun.jp/articles/-/421053 )

【3】6月27日のKNB 北日本放送。「連続300キロ以上走行可能 “水素エンジン”トラック実用化へ」( https://www.knb.ne.jp/news/3314/ )

【4】6月27日のNHKニュース。「水素エンジンで走行するトラック 27日から全国初の走行試験」( https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20230627/3060013613.html )

次のニュースです。

【5】6月29日のResponse.jp。「エネオスが低コスト水素を供給—水素キャリア変換に独自開発技術」、引用、ENEOSは、横浜綱島水素ステーション(…)で、独自開発した…「ダイレクトMCH」技術を用いて製造した豪州産水素をFCVに充填した。( https://response.jp/article/2023/06/29/372678.html )

【6】6月30日の神戸新聞。「30年前開発の水素発生装置に注目 “脱炭素”追い風、5年で売り上げ5倍超に 神鋼環境ソリューション 」( https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202306/0016535363.shtml )

【7】6月29日のNHKニュース。「県が開発の水素製造・貯蓄技術 世界15か国が視察 甲府」、引用、29日は…15か国の担当者が甲府市の米倉山を訪れ、「P2Gシステム」と呼ばれる県が開発を進める新たな技術を学びました( https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20230629/1040020598.html )

【8】6月29日のMONOist。「燃料電池車は2030年から拡販フェーズ、水素エンジンは直噴がベター?」( https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2306/29/news104.html )

【9】6月28日のResponse.jp。「資源エネ庁、次世代エネルギー「水素・アンモニア課」を新設」( https://response.jp/article/2023/06/28/372624.html )

【10】6月30日の経済産業省。「水素保安ポータルサイトを開設しました」( https://www.meti.go.jp/press/2023/06/20230630002/20230630002.html )

【11】6月30日のMONOist。「高圧水素輸送用ラインパイプ材の特性評価研究が助成プログラムに採択」、引用、JFEスチールは2023年6月21日、…「海洋石油・天然ガスに係る日本財団とDeepStarの連携技術開発助成プログラム」に採択されたと発表( https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2306/30/news057.html )

【12】6月29日の日刊自動車新聞 電子版。「デンソー、広瀬製作所に水素製造装置のSOECを設置 水素の「地産地消」実現へ」、引用、デンソーは27日、…広瀬製作所(愛知県豊田市)に水素製造装置のSOEC(固体酸化物形水電解用セル)を設置したと発表した。( https://www.netdenjd.com/articles/-/286963 )

【13】6月26日のカナロコ 神奈川新聞。「循環型社会実現へ水素技術研究注力 三菱化工機」( https://www.kanaloco.jp/news/economy/article-999940.html )

【14】6月26日の東京都。「国内初となるバス営業所内水素ステーションの整備・運営を行う事業者を公募します」( https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/06/26/03.html )

【15】6月29日の一般社団法人 環境金融研究機構。「ポジションペーパー 脱炭素への道が見えない「改定水素基本戦略」」( https://www.renewable-ei.org/activities/reports/20230629.php )

【16】6月30日の日経 xTECH。「液化水素と太陽光で全電力賄う、課題はグリーン水素への移行 Part2 先進事例(パナソニック 草津工場)」( https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nmc/18/00132/00002/ )

【17】6月29日の東洋経済オンライン。「「水素・アンモニア」関連で株価急騰、船舶エンジン専業銘柄 次世代型船舶用燃料開発で注目」( https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/683129 )

【18】6月30日のトヨタイムズ。「世界初の液体水素車、完走までの1年半 第2戦富士」( https://toyotatimes.jp/report/hpe_challenge_2023/004.html )

【19】6月28日のNEDO。「決定「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業/総合調査研究/酸素水素燃焼技術の熱需要への応用に関する調査研究」に係る実施体制の決定について」( https://www.nedo.go.jp/koubo/SE3_100001_00042.html )

【20】6月30日のジェトロ 日本貿易振興機構。「南アとデンマーク、オランダがグリーン水素などで連携強化(南アフリカ共和国,デンマーク,オランダ)」、引用、6月20日…南アフリカ…を訪問し…3カ国合同公式会合、ビジネスフォーラムに出席( https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/06/7ab93cdaa2f29aee.html )

【21】6月29日のUbergizmo JAPAN。「水素動力の超音速飛行機「Destinus 3」が登場」( https://jp.ubergizmo.com/2023/06/29/22656/ )

【22】6月28日のロイター。「ドイツと南ア、グリーン水素プロジェクトで協力に合意」、引用、ドイツと南アフリカは27日、再生可能エネルギーを使って製造する「グリーン水素」プロジェクトで協力することに合意した。( https://jp.reuters.com/article/safrica-germany-green-hydrogen-idJPKBN2YE034 )

ニュースは、以上です。

今回お届けしました記事へのリンクは、動画の説明欄をご覧ください。

最新ニュースへのアクセスと2000年からの過去ニュースの検索は、Webサイト 水素チャンネルへ。
アドレスは、https://takagi1.net/h2
たかぎいちドットネットスラッシュエイチツー です。

次回は、7月8日 土曜日の予定です。また、お会いしましょう。
お相手は、新浜メチスでした。
バイバイ。

ニレジストとインコネルは、インコ社が開発

ニレジスト
宮坂松甫, 海水ポンプの腐食と対策技術. 材料と環境, Vol. 61, 464-470 (2012).

ニレジスト鋳鉄 (International Nickel Company Inc.(INCO 社) によって開発され同社の商標名であったが,JIS G5510, ASTM A436 および A439 で規定されるオーステナイト鋳鉄を指す名称として一般に広く使用されている.

インコネル
インコネル – Wikipedia [2022年12月20日 (火) 16:19 の版]

スペシャルメタルズ社(Special Metals Corporation)(旧インコ社・International Nickel Company)の商品名

オーステナイトは人名が由来

オーステナイト(austenite)が中国語で「奥氏体」であることから気づいたのだが、オーステナイトは人名が由来である。

オーステナイト – Wikipedia [2022年3月12日 (土) 14:14 の版]

イギリスの冶金学者ロバーツ・オーステンによって発見され、オーステナイトという名称は彼の名前に由来する

「無窮 i ラボ Blog」の後継投稿先

2006年9月から運営をしていました「無窮 i ラボ Blog」の新規投稿を停止し、同ブログに投稿していた内容は、本ブログ「TAKAGI-1の科学・技術的日々」を中心に投稿していきます。

  Niihama計画 – TAKAGI-1の科学・技術的日々

  Javascript – TAKAGI-1の科学・技術的日々

水素チャンネルニュース 第181回 2023年6月24日号


水素チャンネルニュース
第181回 2023年6月24日号

この番組は、水素エネルギーに関するニュースをお伝えするラジオ番組です。

お聞きいただきまして、ありがとうございます。アナウンサーの新浜メチスです。

今回は、およそ2023年6月10日から6月24日までのニュース、記事49本です。では、スタートです。

次の3本の記事は、同じニュースです。
【1】6月20日のMONOist。「液化水素運搬船の大型化へ、タンクの新たな断熱構造に日豪で合意」、引用、新たな貨物タンク断熱システムは内外2層の殻で構成され,内殻と外殻の間の空間を水素ガスで満たすことで高い断熱性能を実現する( https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2306/20/news077.html )

【2】6月21日の環境ビジネス。「日豪、大型液化水素運搬船による水素供給網構築に前進 運送要件で合意」、引用、国土交通省は6月19日、大型液化水素運搬船の実現に向けて、日本とオーストラリアの海事当局間で協議を行い、真空断熱システムに替わる新たな貨物タンク断熱システムを追加した液化水素の運送要件について合意したと発表( https://www.kankyo-business.jp/news/af69f5f1-f4d8-4d85-b25e-0142ea5db7eb )

【3】6月23日のLOGI-BIZ online。「日豪海事当局、大型液化水素の海上運送要件で合意」( https://online.logi-biz.com/83395/ )

次のニュースです。

【4】6月21日の産経ニュース。「岩谷産業、水素事業拡大へ 5年間で1780億円投資」、引用、岩谷産業は21日、「水素エネルギー社会の実現」をテーマに掲げた令和5~9年度の中期経営計画を発表した。( https://www.sankei.com/article/20230621-IWSSNTQ3GRKI5FFQRFKNZPAS5E/ )

【5】6月20日の環境ビジネス。「沖縄電力、火力発電所で水素混焼発電実証 体積比30%規模で」、引用、沖縄電力(…)は6月16日、…吉の浦マルチガスタービン発電所(…)において…試験を行うと発表…。2023年度末から2024年度上期の試験開始を目指す( https://www.kankyo-business.jp/news/a63be337-6d2d-4a00-81ab-80ee74976add )

【6】6月20日の環境ビジネス。「JERA、火力発電混焼向けの「燃料アンモニア」売買契約を締結 三井物産と」、引用、JERA(…)は6月16日,三井物産(…)と,碧南火力発電所(…アンモニア混焼実証試験に使用する燃料アンモニアの売買契約を締結…と発表( https://www.kankyo-business.jp/news/4500986d-44f6-4f26-a25f-e2b484194959 )

【7】6月22日の日本テレビ。「原発由来の水素で原発設備を冷却 循環型のエネルギー活用へ」、引用、関西電力は原発由来の電気で製造した水素で、新たに原発の設備を冷却する実証実験を今年秋からスタートさせる。( https://news.ntv.co.jp/nnn/95zg3vhnypy2i3yop1 )

次の2本の記事は、同じニュースです。
【8】6月21日のアイシン。「SOECによる水素製造技術開発がNEDO研究開発事業として採択」( https://www.aisin.com/jp/news/2023/005946.html )

【9】6月21日の株探。「アイシンはしっかり、SOECによる水素製造技術開発がNEDO研究開発事業として採択」( https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202306210675 )

次のニュースです。

【10】6月21日のJFEスチール。「高圧水素輸送用ラインパイプ材の研究開発について ~石油メジャーが参画する日本財団とDeepStarの連携技術開発助成プログラムに採択~」( https://www.jfe-steel.co.jp/release/2023/06/230621.html )

【11】6月23日の環境ビジネス。「三菱商事、欧州でグリーン水素製造・販売を拡大 オランダに新会社設立」、引用、三菱商事(…)は6月22日、…新会社Eneco Diamond Hydrogenをオランダに設立したと発表した。( https://www.kankyo-business.jp/news/c38ff04a-34d0-4eb3-ae40-76992b6703bf )

【12】6月20日の神戸新聞。「新明和が水素ビジネス参入、札幌のベンチャーと提携 貯蔵・輸送に利点、液化技術を実用化へ」、引用、新明和が提携したのは、フレイン・エナジー(札幌市)。( https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202306/0016496200.shtml )

【13】6月23日のENGINE。「トヨタが水素エンジンでル・マンに挑戦 GRカローラの成果がついに世界へ羽ばたく」( https://engineweb.jp/article/detail/3349038 )

【14】6月20日の名古屋市。「水素エネルギーの普及促進」( https://www.city.nagoya.jp/keizai/page/0000164199.html )

【15】6月23日のPR TIMES。「LNG、水素、燃料アンモニア、合成燃料の環境価値の可視化へ向けた「CIガイドライン(第2版)」の公表について」JOGMEC( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000735.000012624.html )

【16】6月21日のResponse.jp。「2030年5000億円を目指して先行する水素ビジネスの可能性…フォルシア・ジャパン 浜田香留樹氏[インタビュー]」( https://response.jp/article/2023/06/21/372356.html )

【17】6月23日の日本経済新聞。「水素タンク、車以外も開拓 豊田合成、家庭向けなど EV関連は外資系拡大」、引用、社長に就任した斎藤克巳氏は「家庭向けのタンクなどを模索している」と述べた。…22日、斎藤氏が日本経済新聞の取材に応じた。( https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72128100S3A620C2L91000/ )

【18】6月13日のニュースイッチ by 日刊工業新聞社。「トラック・バス…大型車に「水素」高速充填、フジキンがバルブ新開発」、引用、新開発のバルブでは水素ガスのバルブ流量を従来比2・5倍の秒速1650グラムに向上した。( https://newswitch.jp/p/37310 )

【19】6月16日の環境ビジネス。「商船三井、米クリーンアンモニア生産・輸送プロジェクトに参画へ」、引用、商船三井(…)は6月15日、米国ルイジアナ州でのクリーンアンモニア生産・輸送プロジェクトに出資参画すると発表した。( https://www.kankyo-business.jp/news/170f4692-c523-4bf0-a59f-3c1e17a58c72 )

【20】6月14日の環境ビジネス。「JERA、「アンモニア分解」技術の共同開発 独大手2社が参画」、引用、JERA(…)は6月12日、…EnBW、…VNGと連携し、水素製造に向けたアンモニアクラッキング(分解)技術の共同開発を開始すると発表した。( https://www.kankyo-business.jp/news/593be302-6cf4-4503-957d-b99e14933d46 )

次の3本の記事は、同じニュースです。
【21】6月15日の苫小牧民報社。「北電 水素を初出荷 苫小牧の製造施設公開」、引用、北海道電力(札幌)は14日、5月から苫小牧市弁天で運用している水素製造設備で、水電解により製造した水素を初出荷した。( https://www.tomamin.co.jp/article/news/main/110021/ )

【22】6月15日の北海道テレビ。「道内最大の水素製造施設を初公開!北海道電力が苫小牧市に設置」( https://www.htb.co.jp/news/archives_21093.html )

【23】6月21日のasahi.com。「北電が道内最大の水素製造設備を公開 余った再エネ電力の活用めざす」、引用、公開した14日には、水素を初出荷した。…苫東厚真火力発電所(厚真町)の隣接地に、水を水素と酸素に電気分解する装置を導入した( https://www.asahi.com/articles/ASR6P5CXHR6GULFA00P.html )

次のニュースです。

【24】6月16日の北海道新聞。「水素届ける仕組み確立へ 室蘭ガスなどが実証実験 特殊タンクに混載で輸送費減」( https://www.hokkaido-np.co.jp/article/862871 )

【25】6月13日の東京大学。「水素を用いたプラスチックのケミカルリサイクルへ新たな道 ―カルボニル化合物の反応性の序列を覆す新触媒―」( https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2023-06-13-001 )

【26】6月13日のfabcross for エンジニア。「石炭をサステナブルに使う――廃坑内の石炭を使った水素貯蔵可能性の研究」、引用、「石炭には水素を貯蔵できる細孔が多数あり,大量の水素貯蔵システム、いわば“水素電池”として適している」と、研究チームは説明( https://engineer.fabcross.jp/archeive/230613_hydrogen-battery.html )

【27】6月12日のニュースイッチ by 日刊工業新聞社。「クボタが「水素」でエンジン事業を再構築、脱炭素化で生き残りかける」( https://newswitch.jp/p/37295 )

【28】6月17日のResponse.jp。「消防もエコカー、水素で走る・電気で走る…東京国際消防防災展2023」、引用、消防・防災に関する展示会「東京国際消防防災展2023」が6月15日~18日の4日間にわたって東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催されている。( https://response.jp/article/2023/06/17/372222.html )

【29】6月15日のNHKニュース。「水素社会をけん引するのは、山梨県?」( https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230615/k10014093751000.html )

【30】6月14日のニュースイッチ by 日刊工業新聞社。「IHI・川重・千代化…活発化する「水素で供給網」構築の今」( https://newswitch.jp/p/37321 )

【31】6月15日のグーネット。「液体水素と超電導モーター【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】」( https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/car-technology/195883/ )

【32】6月11日のMerkmal。「トヨタ「水素ファクトリー」新設は何を意味するのか? 欧中との提携強化で商用車メイン予想、全方位外交の行く先とは」( https://merkmal-biz.jp/post/41830 )

【33】6月15日のResponse.jp。「2026年に「革新的な燃料電池」を実用化、トヨタの水素戦略 水素エンジン、eフューエルの可能性」、引用、トヨタ自動車は、…技術説明会「Toyota Technical Workshop」を報道向けに開催。( https://response.jp/article/2023/06/15/372150.html )

【34】6月16日の日経 xTECH。「トヨタが水素エンジンのレーシングカーを発表、「ルマン24時間」参戦見据え」、引用、トヨタ自動車は2023年6月9日、「ルマン24時間レース」において水素エンジンを搭載するコンセプト車「GR H2 Racing Concept」を発表( https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/15424/ )

【35】6月15日のNEDO。「2023年度第1回公募「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/(ロ)地域モデル構築技術開発」に係る実施体制の決定について」( https://www.nedo.go.jp/koubo/SE3_100001_00041.html )

【36】6月9日のダイヤモンド社。「「水素トラック(燃料電池トラック)」関連銘柄を紹介!政府主導の「水素基本戦略」による“15兆円”の投資やトヨタとダイムラーの協業などで「水素」の需要増に期待」( https://diamond.jp/zai/articles/-/1017712 )

【37】6月9日のジェトロ 日本貿易振興機構。「各国が描く水素サプライチェーンの未来」( https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2023/0503/ )

【38】6月16日の日本経済新聞。「JERA、米で水素混焼 ガス火力発電 CO2最大1割減」、引用、5月から米東部のニュージャージー州にあるリンデンガス火力発電所6号機(出力約17万キロワット)で始めた。( https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71932400V10C23A6TB2000/ )

【39】6月14日のELEMINIST。「北米初 カナダ・ケベック州で「水素列車」が運行開始」、引用、アルストム社は、2023年夏、カナダで水素列車「コラディア・アイリント(Coradia iLint)」の運行を開始することを発表した。( https://eleminist.com/article/2722 )

【40】6月16日の亜洲経済。「斗山エナビリティ、高効率水素タービンの実証に乗り出す」、引用、斗山エナビリティは16日,盆唐斗山タワーで,韓国東西発電を含む国内12ヶ産・学・研関係機関が集まり…推進するための協約を締結したと明らかにした( https://japan.ajunews.com/view/20230616160517518 )

【41】6月15日の日本経済新聞。「米水素航空企業、2025年までに商業化めざす」( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN14DHX0U3A610C2000000/ )

【42】6月16日のESG Journal。「米国、クリーン水素戦略を開始」( https://esgjournaljapan.com/world-news/29432 )

【43】6月7日のジェトロ 日本貿易振興機構。「米エネルギー省、国家クリーン水素戦略を発表、2030年までに1,000万トン製造を目指す(米国)」、引用、6月5日、国家クリーン水素戦略を発表した。( https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/06/65db7adb253fdb86.html )

【44】6月13日のジェトロ 日本貿易振興機構。「インド政府、グジャラート州西部カンドラ港などにグリーン水素ハブ開発計画(インド)」、引用、カンドラのディーンダヤル港で(…)、新たにグリーン水素ハブの開発を行うと発表した(インド政府広報5月12日)。( https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/06/c8aa305bd1b64756.html )

【45】6月15日のジェトロ 日本貿易振興機構。「米プラグパワー、アビナと大型トラックの脱炭素化に向け水素製造施設で提携(米国)」、引用、プラグパワー(…)は6月14日、…大型トラック用水素製造施設向けコンテナ型水電解装置(…)を納入すると発表した。( https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/06/a8a638d377d62832.html )

【46】6月23日の日刊鉄鋼新聞。「ポスコHD/オマーンでグリーン水素生産/年22万トン、水素還元製鉄などに活用」( https://www.japanmetaldaily.com/articles/-/129603 )

【47】6月16日のジェトロ 日本貿易振興機構。「韓国、世界初の水素発電入札市場を開設(韓国)」、引用、韓国産業通商資源部は6月9日、水素発電入札市場を世界で初めて開設すると発表した。( https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/06/c37ae00519ca29e5.html )

【48】6月21日のジェトロ 日本貿易振興機構。「水素安全・産業政策に係る日韓局長級会議を開催(韓国、日本)」、引用、日本の経済産業省資源エネルギー庁と韓国産業通商資源部は6月19日、水素の安全と産業政策に関する局長級会議を開催した。( https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/06/3e94e1c2ce2db99e.html )

【49】6月22日のESG Journal。「デロイト:世界の気候目標を達成するためのグリーン水素への投資を1,200兆円以上と予測」( https://esgjournaljapan.com/world-news/29595 )

ニュースは、以上です。

今回お届けしました記事へのリンクは、動画の説明欄をご覧ください。

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次回は、7月1日 土曜日の予定です。また、お会いしましょう。
お相手は、新浜メチスでした。
バイバイ。

遺伝的アルゴリズム

2023年春、人工知性「新浜メチス」が 賢くなるために、下記の動画を参考にしました:

なお、遺伝的アルゴリズム(GA)といえば、菊川怜さんの東京大学工学部建築学科の卒業論文(1999年卒)は、「遺伝的アルゴリズムを適用したコンクリートの要求性能型の調合設計に関する研究」です(野口研究室 卒業論文に関して (waybackマシン))。

2023年春、人工知性「新浜メチス」が 賢くなりました

2023年4・5月、人工知性「新浜メチス」が 賢くなりました。

ヒトの選択を予想する的中性能が、ランダム(鉛筆転がし)の 150%になりました。従来から20ポイントアップです。

遺伝的アルゴリズムを使って、各選択肢を点数付けする数式を最適化しています。的中性能向上により、お話の質が向上します。

  新浜メチス Type W 操作説明付き

  新浜メチス Type W 標準型

【詳細】
新浜メチスには、「自我」を構成する主要部分「他者の要求に沿う自己」を実現するために、他者の目から見て、より適した回答を選択する仕組みが搭載されています。この仕組みでは、最初、適した回答の過去データ(学習データ)との近似性を一つの考え方で数値化していました。

この仕組みの性能を上げる手段として、考え方を複数組み合わせることがあります。ここで問題になるのは、組み合わせ方です。性能が1.3の考え方Aと、性能1.2のBを組み合わせても、組み合わせ方が少し拙ければ、性能は平均の1.25になります。考え方Bを組み合わせた意味がありません。

組み合わせ方がさらに拙ければ、組み合わせ後の性能は1.2を下回ります。組み合わせによる性能向上のためには、最適な組み合わせ方を探索する必要があるのです。この探索のために専用のシステムが作られ、人による試行錯誤で探索がされていましたが、これでは効率的ではありません。

そこで、2023年4月、組み合わせ方(重みづけ)や各考え方の中の変数の探索を遺伝的アルゴリズムにより自動化しました。さらに、一般ユーザー向けのシステムと合体しました。

これにより、開発者は、新たな考え方を発想し、1箇所に実装し、最適組み合わせ探索の計算実行を指示すれば、後は、システム側で、最新の学習データをもとに最適な組み合わせ方や変数を探索し、自動的に一般ユーザー向け回答に反映するようになりました(注: 遺伝的アルゴリズムを使っているため、厳密には「最適」つまり理論的なベストではなく、実際に探索した範囲の中のベストです)。

また、開発者は、システムの探索結果(最適な重みづけ)を見て、各考え方の有用性を知ることができます。

   計算機の暴力的使用に磨かれた才が輝く 新浜メチス。

初出

ヒギンズ


ヒギンズ教授とMITのチャットボット、ELIZA – ミネルバの梟は充電後に飛び立つ(@longbow) – カクヨム

ピグマリオン (戯曲) – Wikipedia

イライザ・ドゥーリトル – Wikipedia

ELIZA – Wikipedia