木谷千種(きたに ちぐさ,1895-1947)
日本画家。室町の叔父宅に寄寓。第1回大阪美術展覧会入選「新居」と第9回文展入選「針供養」を室町で制作。大阪天下茶屋の自宅に画塾「八千草会」(後に八千草会研究所に改称)を設立。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.130.
木谷千種(きたに ちぐさ,1895-1947)
日本画家。室町の叔父宅に寄寓。第1回大阪美術展覧会入選「新居」と第9回文展入選「針供養」を室町で制作。大阪天下茶屋の自宅に画塾「八千草会」(後に八千草会研究所に改称)を設立。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.130.
小川月舟(おがわ げっしゅう,1891-1967)
写真家。1927年に代表作「瀞峡」。同年、大阪北浜に小川月舟写真場を開き、室町から通う。戦後は、全関西写真協会の会長をつとめ、1960年に日本写真協会功労賞。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.128.
高木和夫(たかぎ かずお,1887-1964)
音楽家。1914年、宝塚少女歌劇(現,宝塚歌劇)第1回公演にて歌劇「ドンブラコ」等3作の音楽監督・楽団指揮・ピアノ演奏。室町に居を構える。以降、在職50年、宝塚歌劇団の指導的な作曲家。「モン・パリ」(1927年)、「パリゼット」(1930年)の編曲。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.126.
小倉金之助(おぐら きんのすけ,1885-1962)
数学者。1917-1937年、室町に居を構える(途中の1919-1922年にフランス留学)。塩見理化学研究所長、大阪医科大学(後の大阪大学)教授。東京に移った後、東京物理学校理事長。著作は『小倉金之助著作集』第1~8巻にまとめられる。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.124.
葛野壮一郎(葛は下部「ヒ」が正,かどの そういちろう,1880-1944)
建築家。池田生まれ。東京帝大建築学科卒業後、帝国劇場建設・神奈川県庁舎改築工事に携わる。帰阪後は室町に居を構える。大阪では、大江ビルヂングや中央電気倶楽部など。1934年、池田尋常高等小学校の増築を手がける。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.122.
目黒庸三郎(めぐろ ようざぶろう,1879-1947)
細菌学者・免疫学者。室町に居を構える。大阪実験治療研究所(1937年、目黒研究所に改名)を創設し、ジフテリア血清・コレラワクチン・日本脳炎ワクチンなど生物学的製剤の開発・改良に尽力した。池田市神田に目黒研究所附属免疫場。従四位勲四等旭日小綬章。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.120.
関連:
目黒庸三郎と速水太郎
東くめ(ひがし くめ,1877-1969)
作詞家。童謡「鳩ぽっぽ」「お正月」「雪」等の作詞。言文一致で書かれた日本初の唱歌集『幼稚園唱歌』(1901年)収録の20曲のうち13曲は、くめの作詞。室町に居を構える。池田市より教育文化功労賞(1962年)。五月山公園に「鳩ぽっぽ」の歌碑がある。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.118.
岩野泡鳴(いわの ほうめい,1873-1920)
小説家・詩人。小説『発展』『毒薬を飲む女』『放浪』等。1年5ヶ月の間 室町に住み 大阪に通勤。室町では養蜂をし 室町クラブで玉突きに興じる。池田時代に『池田日記』『続池田日記』・『ぼんち』(箕面有馬電気軌道沿線が描かれる)を記した。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.116.
橋詰良一(はしづめ りょういち,1871-1934)
社会事業家。大阪毎日新聞社 事業部長。「大大阪記念博覧会」(1925年)理事、特設館・娯楽館委員長。「家なき幼稚園」を設立。1922年開園の池田家なき幼稚園は、現在の室町幼稚園(1940年改称)。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.114.
須磨対水(すま たいすい,1868-1955)
日本画家。1914-1926年、室町に居を構える。作品は、料亭「花外楼」「吉兆」「美々卯」などの床の間を飾った。
参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.112.