takagi1 のすべての投稿

6代目クレハトリによる初代アヤハトリ インタビュー(2023年1月)

7代目いけだ織姫姉妹 の活動が開始(2023/9/1)されたので、2023年1月に投稿された6代目クレハトリ・まなみ さん による初代アヤハトリ・せりな さん へのインタビューを振り返ります。

初代アヤハトリ(任期 2016~2017)のせりな さんは、当時大学生でいらっしゃいました。

池田マルチメディア株式会社

久保 和弘 *, 地域サービス向上のための取り組み. (財)関西情報センター機関誌「KIIS」, Vol.106 (1998年4月). * 池田市 政策推進部 次長

 平成7年[:1995年]、池田市では急速に進展する情報通信技術の状況を踏まえて、「地域活性化」を目指した高度情報化施策を推進させること、という方針が発表されました。

 そして、新しい情報環境の整備と、効率的で幅広い情報伝達メディアの確立を図る、という考えのもと、情報メディアへの関心について市民アンケート調査が行われました。

 その結果、情報化の基幹メディアとして、まずインターネットの利用を進める。また、新しい情報伝達環境構築のため、CATVシステムの整備について検討する。そして、これらの事業を行うための第3セクターを設立する。との方向付けが行われ、平成7年12月に市内の企業などが参加したインターネット研究会が発足し、これが第3セクター設立の動きへと発展していきました。

 また、少し遅れて8年[:1996年]4月より郵政省のテレトピア計画や地域情報化基本計画策定のための作業も市民や関連機関等を交えてスタートしたところです。

 こうした動きのなか、平成8年[:1996年]7月18日に「池田マルチメディア株式会社」が設立され、続いて8月30日には同社によるインターネットプロバイダー事業がスタートし、CATV放送局も予定通り平成9年[:1997年]の10月23日に開局となりました。

池田市スポーツ親善大使・池田市観光大使

池田市スポーツ親善大使・池田市観光大使の一覧がなかなか見つからなかったのですが、池田市のWebサイトの「池田市の概要」の年表から任命の際の年・月を拾うことができました。なお、任期がある(※)そうなので、現役の「大使」が誰なのかは不明です。

OKUMURAが地元・大阪府池田市スポーツ親善大使に再任 | プロレスTODAY 2022/ 5/14

CMLLのOKUMURAが、2022年4月16日から、改めて3年間、池田市スポーツ親善大使に再任した。

OKUMURAは同親善大使を2019年4月から務めており、今年[註: 2022年]4月で任期満了の予定だった。

2010年~/池田市

2014年 5月
K-1ファイター皇治さんを池田市スポーツ親善大使に任命

2015年 2月
「Keeper Girls(キーパーガールズ)」を池田市で初の観光大使に任命

2015年 3月
元大相撲力士の中川憲治さんを池田市観光大使に任命

2015年 6月
ピアニストの朝比奈隆子さんを池田市観光大使に任命

2015年 8月
アドベンチャーサイクリストの山田美緒さんを池田市観光大使に任命
日清食品株式会社が販売する即席めん「チキンラーメン」のキャラクター「ひよこちゃん」を池田市観光大使に任命

2015年12月
元プロ野球選手の北川博敏さんを池田市観光大使に任命

2018年 2月
元日本プロボクシング史上初チャンピオン夫婦の野上真司さんと好川菜々さんを池田観光大使に任命

2018年 5月
株式会社ローソン代表取締役社長の竹増貞信さんを池田観光大使に任命

2018年 8月
第3代目織姫姉妹を池田市観光大使に任命 (以降、各代の織姫姉妹は、池田市観光大使)

2018年12月
音楽家の熊井清一さんを池田市観光大使に任命

2019年 4月
プロレスラー(メキシコ)の奥村茂雄さんを池田市スポーツ親善大使に任命
アイドルの穐田和恵さんを池田市観光大使に任命

2020年~/池田市

2020年 4月
競泳の中西悠子さんを池田市スポーツ親善大使に任命

2020年 8月
体操競技の外村康二さんを池田市スポーツ親善大使に任命

2022年 6月
タレント・プロデューサーの仙堂花歩さん、中島岳さんを池田市観光大使に任命

呉春が主人公の小説

司馬 遼太郎 の『天明の絵師』は、池田に居住した絵師・俳人 呉春 (1752~1811) が主人公の短編小説です。講談社文庫『最後の伊賀者』に収録されています。

与謝蕪村の弟子。池田での生活では、なかなかの色男として描かれています。

蕪村 亡きあとは、丸山応挙と知り合いになり、大きな影響を受け、写実的な作風に転身して、(現世で) 成功します。

司馬 遼太郎: 新装版 最後の伊賀者 [Kindle版] (講談社, 2014〈底本は講談社文庫(2007)〉) p.193/279.

 紹介さきの摂津池田に足をとめると、ほうぼうで重宝がられるままに、腰をおちつけてしまった。池田は猪名川のほとりにあり、「酒都」といわれるほどに富裕な醸造家が多く、それぞれ家屋敷も大きい。どの家もしきりと普請し、建具をかえる。ふすまを更えるたびに絵が必要なのである。

司馬 遼太郎「新装版 最後の伊賀者」(講談社文庫)

Kindle 版

文庫

7代目募集締切は7月末必着、歴代いけだ織姫姉妹からの応援コメント 4代目

懐かしい2

7代目募集締切は7月末必着、歴代いけだ織姫姉妹からの応援コメント 5代目

懐かしい。

神田貯留施設 (大阪府池田市)

池田市下水道事業が70周年を迎えます. 広報いけだ, 2023年 6月号, 2-5 (p.5).

平成26年[2004年]の集中豪雨による浸水被害を受け、市では床上浸水対策事業を令和元年度[2018年度]から行っています。
現在、ゲリラ豪雨が発生しても、一時的に雨水をためる約3,000m3の貯留施設(学校のプール約10個分)をダイハツ町で建設工事中です。

神田貯留施設 (こうだちょりゅうしせつ) 大阪府池田市ダイハツ町

【勝手に祝辞】大阪大学入学生に向けて【ご入学おめでとうございます】

この度は、大阪大学へのご入学、誠におめでとうございます。

豊中キャンパスの西に広がる池田市に関するローカルメディア集積点 兼 情報サイト「池田パラボラ」を運営しています 高木 と申します。頼まれもしないのに勝手に祝辞を述べさせていただきます。

阪大のキャンパスは、大阪中心部から一定の距離がありますが、京都と神戸、さらに先は下関までつながる昔の西国街道(現、国道171号)の少し大阪寄りに並んでいます。

阪大は、学術の場ですが、学術には「道」の性質があります。

今上天皇、つまり令和の天皇陛下ですが、1998年の歌会始において、次のお歌を詠まれています。

  一本の杭に記されし道の名に我学問の道ははじまる

1993年に刊行された陛下の著書(『テムズとともに -英国の二年間-』)には

  道はいわば未知の世界と自分とを結びつける貴重な役割

とあります。

あなたにとって、そして人類にとって未知の世界と自分とを結びつけることを、大学生活では考えていただきたく思います。
「道」には、整備された道、獣道、道なき道、そして あなたが切り開く道があります。

さて、阪大のキャンパスは、大阪平野の北・北摂山地に近いところにあります。数千年前、大阪中心部の大部分は海の中でしたが、阪大のキャンパスは陸地にありました。

阪大は、学術の場ですが、学術には「地盤」の性質があります。

万有引力の法則や微積分法の発見で有名なアイザック・ニュートンは、顕微鏡の発明・生物の細胞の発見・バネに関するフックの法則で有名なロバート・フック宛の書簡にこう書きました。

  私がさらに遠くを見ることができたとしたら、それはたんに私が巨人の肩に乗っていたからです

「巨人の肩に乗る」という言葉は、12世紀の哲学者ベルナルドゥス・シルベストリスの言葉なのですが、今はニュートンによる引用で知られます。

現代の人が、昔の人より優れているのは、「巨人の肩に乗」っているから、つまり、知の地盤がいいからです。

大学では、反証に晒されて続けても棄却されなかった、しっかりとした知の地盤を自分のものにしてください。

そして、人類進歩の歴史のなかに あなた自身を位置づけ、将来の人のために知の地盤にしっかりとした新たな層を積み上げていただきたく思います。

以上、阪大のキャンパスの立地から、「道」と「地盤」に関する話をさせていただきました。

この度はご入学おめでとうございます。

安藤百福(あんどう ももふく,1910-2007)

安藤百福(あんどう ももふく,1910-2007)

実業家。日清食品創業者。1958年、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明。1971年、世界初のカップ麺「カップヌードル」を発明。財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団を創設。名誉市民。正四位勲二等旭日重光章。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.168.

清瀧幸次郎(きよたき こうじろう,1903-1984)

清瀧幸次郎(きよたき こうじろう,1903-1984)

実業家。父・清瀧徳兵衛は1912年に池田実業銀行を設立。1930年に幸次郎が頭取に就任(1945年、住友銀行と合併)。1951年、小林一三(設立発起人。発足後,相談役)の後押しを受け、戦後5番目の地方銀行池田銀行を設立。1965年、名誉市民賞。

参考文献: 池田市・池田市教育委員会=編: 続池田学講座 ―人物誌編― (池田市・池田市教育委員会, 2009) p.166.