大阪万博を勝手に想像、リアル-バーチャル連続の実装

2025年の大阪万博開催が決定されました。

テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」

サブテーマは、「多様で心身ともに健康な生き方
持続可能な社会・経済システム」

なのですが、サブテーマの『次善』を考えると

「心身が健康」でなくとも可能な
「多様な生き方
持続可能な社会・経済システム」

になります。「心身が健康」は、拡大的に解釈して、様々な制限・障壁がない状態だと考えます。いくら心身ともに健康な人でも、同時に2ヶ所に存在できない、これも制限・障壁です。

このように捉えたときに浮かび上がる言葉があります。

 『バーチャル』

です。

大阪万博の一つの方向性として、バーチャルの実装が想像できます。

全てをバーチャルにしてはリアルな会場の意味がないので、せっかくだから深い体験が予想できるリアルとバーチャルが共存する会場は、いかがでしょうか。リアル会場そしてバーチャル会場が連続し、リアルな主体とバーチャルな主体が共存する。

さて、ここ最近、バーチャルYouTuber関係の情報収集をしていましたが、情報活用のため、2018年11月23日に

 バーチャル分野研究室
 http://takagi1.net/v/index.html

を立ち上げました。立ち上げ作業をしつつ考えたことは、バーチャルは、単なるオーディオ・ヴィジュアルの世界の言葉ではなく、超重要な可能性をもった概念であるということです。

初出:
Facebook 2018/11/24

優先順位はとても重要

なぜならば、優先順位をもつことが、インプットとアウトプットを結ぶからです。

だから、優先順位を間違わず、そしてそれを守らないといけません。

人類史のこれまで・これから

私たちは、「これから」に、どう向かうべきでしょうか。

● 「これまで」を学ぶ。「賢者は歴史に学ぶ」

飢餓・伝染病・戦争。確かにあった、人が死にまくる世界、人類絶滅のリスク。

そして、百年の退行は、人類にとって絶滅的であると心得る。
22:00~

関連:

● 「これから」に対し、備える。「命を知る者は、預め[:あらかじめ]存亡禍福の原を見て、早く盛衰廃興の始を知り、事の未だ萌さざるを防ぎ、難を無形に避く」(説苑 巻第十三 権謀)

初出:
Facebook 2018/ 9/24

文化翻訳 ダム・歴史・アイドル・建築・鉄道

地下鉄にも関係あるの!? 日本屈指のダムマニアがその魅力を熱弁「ダムは働く構造物だ」|新R25 – 20代ビジネスマンのバイブル

宮島 咲 さん

ダム好きは、洪水との“戦歴”が好きな人やレトロな外観に惹かれる人、ダムの歴史が好きな人など、さまざまなジャンルに分かれています。

AKBみたいなもので、アイドルの顔って興味がないと見わけがつかないけど、ファンはすぐわかるじゃないですか。

それと同じで、ダム好きはダムの写真を見るだけで、どこのダムだかわかるんですよ。(ドヤ)

ダムの接合部は、直角になっているのが普通です。でもあそこは、デザイン的に滑らかに仕上げられているでしょう?

これは予算が潤っていたバブル期に工事がすすめられていたからなんですよ。ダム好きは、宮ヶ瀬ダムのことを“バブルダム”とも呼んでいます。

宮島さん

あとはここを見てください。ダムの点検時に使われる「フーチング階段」というのですが、幾何学的で美しいでしょう。

福田

確かに!

デザインといえば、ダムって隈研吾さんみたいな有名な建築士とかいないんですか?

宮島さん

いないんです。なぜかと言うと、ダムは建築業ではなく、建設業だからです。

建物ではなく、道路や橋のように土木作業で作られるジャンルなので、ダムの建設者の名前は明かされないんですよ。

あとは西多摩にある「小河内ダム」ですね。ここで発電された電気で、都営地下鉄が動いています。こんなに生活に密着しているのに、知らなかったでしょう?

文化翻訳:
アイドルの話はプロレスの話に翻訳できるか ~文化にも通訳が必要だ~ – デイリーポータルZ

2つの核心価値観

多様な未来 核心価値観・例

経世済民に関する。

多様 自助 共生
正直 勤勉 感謝
創造 論理 共感
民主 配分 未来

知的強靭社会 核心価値観

(獲得済・未獲得を問わない)知の実用に関する。

理性 自由 公開
採集 分類 索引
比較 多面 解釈
発信 結節 振興

公開: 2018/10/13

どの本をまず読むべきか

知の見取り図」というサイトがあります(株式会社ちえものさん運営)。

知の見取り図 本棚 では、テーマ(主題)に関して専門家がオススメの本を紹介しています。

知の見取り図、魅力あふれる本棚作成のガイドライン | Mitorizu Magazine

倫理学から理論物理まで、あらゆる分野の専門家が自分のオススメの本を紹介してくれる知の見取り図。何か新しいことを学びたいと思ったら是非立ち寄ってもらいたい知のアーカイブです。魅力的な本棚がどのように作られているのかを紹介します。

「何か新しいことを学びたい、だけど学び方がわからない」そんな方のための個人教授のようなサービスが知の見取り図です。知的好奇心にメラメラと火がついても、どこから手を出したら良いのかわからないことってよくありますよね。

Amazonでその分野やキーワードで検索してもあまりに沢山の本が出てきては結局どれを選んだらいいかわからない…それで尻込みしてしまって知的好奇心の火が消えてしまうことがある。そんな状況を打破したく、この知の見取り図は運営されています。

さて、自分が興味あるテーマが、このサイトにない場合は、どうしたらよいでしょうか。

● 一つには、そのテーマの新書を複数読むという方法があります(→参考: 新書の特徴)。

一冊では下記のような懸念があるので、複数冊を読むのです。

● もう一つには、「基本文献・第一人者をみつける」にある方法があります。

知識を実用化する術

フランスの百科全書派が、所有によって市民を市民ならしめるものとした「技術」とは、工学知識と、知識を実用化する術なのだ、と考えます。

そして、知識の入手が比較的容易になった現代では、知識を実用化する術が重要です。

ディドロ, ダランベール=編, 桑原 武夫=訳編 : 百科全書―序論および代表項目 (1971, 岩波文庫) p.398.

多田 道太郎による解説「『百科全書』について」より。

 なぜ百科全書派は技術を重視したのか。理由はかんたんである。それがブルジョアジーの利益になるからである。総じていえば「所有が市民をつくる」というブルジョア的立場が『百科全書』のほとんどを貫いており、したがってブルジョアの武器、道具としての技術が、新しく重視されることになったのである。

発想の元:
ジャパノロジー(日本学)ってなにするの? ドイツ人学生に聞く – デイリーポータルZ

そもそもテクノロジーの語源は『学び』(具体的には「知識の実用化」)

関連:
一般の人が技術を持たねばならない