2ヵ月ほど前ですが、深夜、NHKで放送されていた、将棋を題材にした「3月のライオン」を見て、以下を思いました:
複数の人々(意思決定・行動単位)による行動の連続と相互作用が、未来をつくるのです。
これは、答えがない状態で、よりよい解を得るための手段です。得られるものが大きいぶん、必要なエネルギーが大きいのです。
補足:
複数の人々(意思決定・行動単位)の行動の連続と相互作用とは、即ち、闘争です。
マルクスは、「全歴史は階級闘争の歴史」と書きましたが、少なくとも「全歴史は闘争の歴史」であることは、正しいです。
マルクス, エンゲルス=著, 大内 兵衛, 向坂 逸郎=訳 : 共産党宣言 (岩谷文庫, 2007) p.10. (エンゲルスによる「1883年ドイツ語版への序文」)
したがって(太古の土地共有が解消して以来)全歴史は階級闘争の歴史、すなわち、社会的発展のさまざまな段階における搾取される階級と搾取する階級、支配される階級と支配する階級のあいだの闘争の歴史であった。