「順理則裕」(りにしたがえば、すなわちゆたかなり)
渋沢栄一が座右の銘の一つとしていた言葉であり、渋沢栄一が関わった多くの企業が言葉を受け継いでいます:
「順理」とは、「合理的・論理的に考え、行動する」、「道理・倫理、人間としての基本姿勢を尊重する」という意味です。
中国宋代の朱子学者、程頤(ていい)の言葉で「道理に生きることが、すなわち繁栄につながる」という意味であり、企業経営における論理性・合理性と、企業の倫理的価値観の両面を説いた言葉です。
多様な社会を構成するそれぞれのサブ社会は、「順理」の度合いが一定以上 必要です。
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