より良い都市を造るためには

TED ピーター・カルソープ: より良い都市を造るための7原則

要点:
・公共交通
・「ミックス」 (複合開発、様々な所得階層の混合)
・歩きたくなる街

ピーター・カルソープ: より良い都市を造るための7原則 | TED Talk (読みやすいように、句読点を追加)

根本的に、我々が都市をどう形作るかには、我々が背負う人類のあり方が表れます。ですから、正しい答えを見出すのは、こんにちの急務でしょう。

車両走行距離(VMT) ― 私が今述べた事です。

[VMT:1戸当たり1万6千km減少]

家庭1戸1年の平均、およそ4万2千kmから、平均1万6千kmの走行距離を削減するだけで、空気の質や炭素排出量だけでなく、家計にも大きな影響を与えます。こんなに長距離を運転するのは、費用がかかります。そして知ってのとおり、中流階級はやっとの思いで生活しています。

… 手頃な住宅価格の擁護者達は、環境保護活動家や政治家とも手を組まず、皆が皆と争っていましたが、やっと同じ目標を見出しつつあり、それは本当に変化をもたらすことになると思います。

LAではこうした努力の結果、より公共交通機関向けの都市へと、変化するように舵を切りました。実際に2008年以降、公共交通機関債 4000億ドルを発行し、新たな高速道路建築へは投資しないと、決議してきました。何という変貌でしょう。ロスは車主体の街から、歩行者や交通機関の街へと変わるでしょう。

どうやって? 最も魅力に欠ける土地や商店街の、空間がある場所に交通機関を加え、複合開発を加え、新たな住宅需要を満たし、既存の近隣地域の周りを複雑化し、面白く、歩きたくなるようにするんです。

中国政府の高官たちは、7つの原則を取り入れ、実際に適用しようとしています。この7つの原則はシンプルで、世界中どこでも通用するものだと思います。 …

2つ目は「ミックス」。

[複合開発、様々な所得階層の混合を促す]

複合開発は人気ですが、私の「ミックス」は、様々な収入や年齢層、そして様々な土地利用と言う意味です。

歩きたくなる都市。

[歩行を促す道路、人間サイズの街並み]

素晴らしい都市では人々が遊歩を楽しみます。散策できない所には行きません。皆さんが休暇に行くのは、散歩が楽しめるような場所です。ならばどこでも歩けるようにしては?

乗り物。

[高品質な交通機関、安価な高速バス網]

我々はもっと交通機関に投資すべきです。魔法の解決策などありません。自動運転車は解決してくれません。実際、自動運転車は他の策よりも、交通量と車両走行距離を増やす結果になるでしょう。

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