大人は他人の趣味に口出ししない

労働組合活動におけるSNS活用のススメ

鵜呑みにしない。闘うべきはラクとか怠惰


以下、次のように続きます:

どなたかも書かれていたんですが、これは学生さんに限った話ではないですしね。

授業では信頼できる情報とはなにかを噛み砕いて説明します。一番学生さんに刺さる説明は1次情報と2次3次の違い。1次=「あなたが好きです」という直接告白。2次=「彼、あなたが好きだと言ってたよ」という伝聞、3次=「彼はあなたのことを好きだと言っているらしい」又聞き。3次を真に受けると危ない。続

Webが怖いのは、3次情報なのにまるで本人かのように書く例が少なくないこと。報道機関がよく「○○によると」と書くのはあくまでその人が語る情報であり「=事実」ではないことや1次情報の発信者を明示するためなんですが、それさえせずに事実を断定する書きぶりはうのみにしない方がいいと思います続

学生さんに「鵜呑みにするのは危ないよ」と言うとよく返ってくるのが「どのサイトなら大丈夫ですか」「本ならいいですか」「個人のブログはダメですよね」。それもまたラベルのみを見て鵜呑みにするのと変わらない。人が書くものなのだから絶対はない。その都度自分で判断するものだよと伝えます。続

「何が信頼できるのか」は、他人に判断を丸投げしているうちはわからないと思います。自分でいろんな仕組みを知り、自分で試して恥をかき、自分で見たものを自分の頭で考えないと。ファイルをインストールするように身につくものではないです。で、その試行錯誤が学生さんは本業です

情報を鵜呑みにするなと言う一方で、自分でどう判断するか、その手法を教えないのもダメだと思います。「wikiは引用ダメ」とだけ教えられた学生さんに「記者もwikiは見るよ。知らないテーマを取材する時のとっかかりとか」と言うと驚かれます。見るけど信用しない、元データを探すことが大事なのに

確固たる成功体験は大事

同様の考えにより、身近な未来プロジェクト では、「すばらしい実績 を身近に」というキーフレーズのもと「大聖堂」というコンテンツを制作しました。

機械化以前に人力・人智で建造された大聖堂の大きな垂直空間を紹介し、人間が持つ底力を確信いただけるコンテンツになっています。

主語を広げない

乗ってるうちにニュータイプになるかもしれません

自分の才能や価値を、自分で決めないこと