時間に余裕があるかどうかは、民主主義の成熟と深く関わっている

実用・無関心と再編集と多様性

対話・実用・無関心

欧州・米国・日本における問題解決の手段を、単純化して以下のように捉える考え方がある。
 ・欧州は、対話。  故に、(暴力・非暴力に関わらず)闘争が続く。
 ・米国は、実用。  故に、非実用とみなされたものは軽視される。
 ・日本は、無関心。 故に、(暴力・非暴力に関わらず)闘争が少なく、部分において急速な変化が起こる。

「実用」は、手元における「再編集」の結果です。

「無関心」には功罪がありますが、功に関しては、世界の「再編集」によって新たな環世界を構築する 他者の行為を許容している と考えることができます。

世界の「再編集」によって新たな環世界を構築することは、多様性につながります。

5:32~

Google翻訳で視野を広げる

人間を強く拡張したければ、再編集可能であるべき

再編集部分の本体は、人間を拡張します。


この文章の中に、再編集性と、マクルーハン的メディア論が連結されています。

再編集の社会的な容易化による よい社会の成立

メディア=技術=身体の拡張=感覚の拡張

再編集は、経済成長(下記)のみならず人間の拡張をもたらします。

そして、人間は、自身を拡張したものに強く影響を受けるのです。

人間を強く拡張したければ、再編集可能であるべきです。

再編集の社会的な容易化による よい社会の成立

再編集の容易さは、よい社会であるための肝心なテーマだと考えられます。

困ったことがあると、すぐ検索する

SNSは、誰かを袋叩きにするための場所? それとも、社会を変えていくための武器?

「地方だから」「拡散力がないから」は、もう言い訳になった

二次的著作物

エコーチェンバー現象 と サイバー・カスケード


平成30年度東京大学卒業式 総長告辞 | 東京大学

ネット上ではフェイクニュースが瞬く間に拡散し、偏った意見が大きな影響力を持つことがあります。こうした現象は、しばしば「サイバー・カスケード」と呼ばれます。カスケードとは、階段のように連なった滝を意味します。つまり、サイバー空間上で特定の情報が滝のように流れを増して多くの人々に伝播し、心理や行動の連鎖をもたらす新たな社会現象です。インターネットは、一見すると多種多様な情報が漂う広い海のように感じます。しかし、インターネットはその中から自らと似た関心や考えを持つ人々だけを見つけ出し、互いに容易に結びつくことを可能にする環境でもあります。さらにいったん情報が拡散され始めると、指数関数的に加速しながら増殖し広がっていきます。その広がりの中にいる人は、自らが圧倒的な多数派であるという感覚を抱くことになりがちです。インターネットのこのような特性には、小さいけれども大切な気づきがあったとき、それを広く人々に伝えることができるというポジティブな面もあります。しかし同時に大きな危険もあるのです。サイバー空間上で多数派のように感じることが、実世界と大きく乖離し、社会の真実の姿を見失ってしまうという大きなリスクをはらんでいるのです。しかも、政治や経済に影響を及ぼすような場面で、それが作為的に利用される危険性もあるのです。