良記事ですがとても長いので、この「情報が錯綜する中での有用情報の見分け方6か条」だけでもぜひ。/不確実な情報が錯綜する中で有益な情報をどう見分けるか――災害多発時代を賢く生き抜くためのリスクマネジメント https://t.co/4AB1M2YwzI pic.twitter.com/ddr3CINydc
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) April 7, 2020
情報が錯綜する中での有用情報の見分け方
(1) 断定調の言説は安易に信用しない。
不確実性がある中での耳心地のよい断定はギャンブルに近い。(2) 可能性表現を使う言説にこそ耳を傾ける
条件や範囲、確率について省略せずにきちんと述べる意見こそ貴重。(3) エビデンス提示がないものは安易に信用しない。
伝聞や推測、個人的見解は参考程度に留め、拡散しない。(4) 情報を読む前から話者の属性で価値判断をしない。
先入観や偏見、0か1の極端な二元論的思考はリスクを増大させる。(5) 状況は刻一刻と変化することを認識する。
「今まで通り」や「これまでの常識」は通用しないことが多い。(6) 科学には不確実性や未解明のものがあることを認識する。
不確実なことがあるというだけで失望して科学不信に陥らない。
科学不信と科学盲信は双子の兄弟。「確からしさ」を探求すること。
(1)関連:
勇ましい断定調の主張のチェック方法
「◯◯は△△だ!」という勇ましい断定調の主張が多く、いちいち個別対応しているのもさすがにウンザリなので、勇ましい断定調の護符を作ってみました。みなさまもお困りの際は是非お使い下さい。 pic.twitter.com/ZhEG7I41aT
— 安田 陽 (@YohYasuda) December 18, 2019