情報が錯綜する中での有用情報の見分け方

情報が錯綜する中での有用情報の見分け方

(1) 断定調の言説は安易に信用しない。
不確実性がある中での耳心地のよい断定はギャンブルに近い。

(2) 可能性表現を使う言説にこそ耳を傾ける
条件や範囲、確率について省略せずにきちんと述べる意見こそ貴重。

(3) エビデンス提示がないものは安易に信用しない。
伝聞や推測、個人的見解は参考程度に留め、拡散しない。

(4) 情報を読む前から話者の属性で価値判断をしない。
先入観や偏見、0か1の極端な二元論的思考はリスクを増大させる。

(5) 状況は刻一刻と変化することを認識する。
「今まで通り」や「これまでの常識」は通用しないことが多い。

(6) 科学には不確実性や未解明のものがあることを認識する。
不確実なことがあるというだけで失望して科学不信に陥らない。
科学不信と科学盲信は双子の兄弟。「確からしさ」を探求すること。

(1)関連:
勇ましい断定調の主張のチェック方法

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